広島県広島市の秋本産業株式会社では、建築資材・工具の卸販売、各メーカーの最新電動工具のレンタルをおこなっています

草刈機やチェーンソー、高圧洗浄機のように、充電式とエンジン式の両方が用意されている機械があります。どちらを選ぶかという話は、性能の優劣ではなく、その現場でどちらの制約に合わせやすいかという話です。一日中止めずに回したい現場と、住宅地で朝から音を出したくない現場とでは、答えが逆になります。
比べる軸をあらかじめ決めておかないと、カタログの数字だけを並べて迷うことになります。本記事では、連続稼働、出力の出方、作業環境、始業前後の手間という四つの軸で違いを整理し、そのうえで用途ごとにどちらへ寄るのかをまとめます。片方を捨てる前提ではなく、現場ごとに使い分ける形を前提に読み進めてください。
※本記事は充電式とエンジン式の一般的な特性の違いをまとめたものです。個別の機種の仕様、法令の適用可否、現場ごとの届出の要否は、メーカーの公表情報および所轄の官公庁の案内をご確認ください。掲載内容は公開時点の情報にもとづいています。
当社はマキタの代理店です。広島の本社と5つの営業所から、電動工具と建築・土木資材をお届けしています。
お探しの品目やお困りごとがはっきりしている場合は、この先を読み進める前にご相談いただいて構いません。ご相談は法人・個人事業主のお客様を対象としております。082-232-1141(当社 本社)/お問い合わせフォーム
目次
充電式とエンジン式の比較は、機械の話から始めると答えが出ません。先に、その機械を使う条件のほうを書き出してください。条件が決まれば、選べる動力は自然に絞られます。
一つ目は、一日のうち実際に機械を回している時間です。八時間の作業でも、正味の稼働が二時間なら、連続稼働の長さは判断の決め手になりません。二つ目は、作業場所の周囲です。住宅や病院、学校が近いか、屋内か屋外か、換気ができるかで、使える動力が変わります。
三つ目は、電源と燃料をどこから調達するかです。現場に電源がない、燃料を運ぶ手段がないという条件は、どちらの動力にも同じように影響します。電源が取れない現場で充電まで賄うなら、仮設の電源を用意する話が先に来ますので、広島で発電機をレンタルする利点と現場の電源を確保する手配のコツもあわせてご覧ください。四つ目は、機械を運ぶ距離と回数です。一度据えて動かさないのか、一日に何度も持ち替えるのかで、重さの意味が変わります。
この四つを書き出すと、多くの現場では選択肢が一つか二つに絞られます。絞れない場合は、両方を試してから決めるほうが早く、無駄も出ません。
エンジン式は、燃料を継ぎ足せば作業を続けられます。補給にかかるのは短い時間で、予備の燃料を持ち込めば場所も選びません。長時間続けて回す作業では、この形が扱いやすいです。
充電式は、電池を差し替えて続けます。差し替え自体は数秒で終わりますが、空になった電池を戻すには充電の時間と電源が要ります。本数を多めに用意するか、現場に充電できる場所を確保するかで、続けられる長さが決まります。断続的に使う作業や、休憩のたびに充電へ回せる作業では、待ちがほとんど出ません。同時に何本まで充電できるかで一日の回転が変わりますので、台数の逆算はマキタの充電器の種類と選び方・バッテリーに合わせた充電環境の整え方を参考にしてください。
つまり、比べているのは稼働時間そのものではなく、補給の段取りの取りやすさです。燃料を運べる現場か、電気を引ける現場かという条件が先にあります。
充電式は、引き金を引いた瞬間から回転が立ち上がります。こまめに入り切りする作業では、待ち時間が積み上がりません。回転数を電子的に保つ仕組みを持つ機種では、負荷が変わっても回転が落ちにくく、仕上がりが揃いやすいという特性があります。
エンジン式は、高い出力を長く出し続ける使い方に向いています。太い材を連続で切る、密生した草を長時間刈るといった、負荷の高い状態が続く作業では、この特性が活きます。出力の大きさそのものは機種ごとに幅がありますので、動力の種類だけで決めず、対象とする作業の重さで見てください。
エンジン式は排気と音を出します。屋外の広い現場では扱いに困りませんが、住宅が近い現場、屋内、換気の取りにくい場所では、使える条件が限られます。充電式は排気を出さず、動作音も抑えられているため、時間帯や場所の制約を受けにくいという特性があります。
振動については、動力の種類だけでは決まりません。刃や先端工具の状態、握り方、連続して使う時間のほうが大きく影響します。どちらを選んでも、振動の大きい工具を長く使う日は作業時間の配分を見てください。
エンジン式は、燃料の調合と保管、始動の手順、点火系と燃料系の手入れといった決まった作業が必要です。手順が身に付いている方にとっては短時間で終わる作業ですが、扱う人が入れ替わる現場では引き継ぎの手間が残ります。長く使わない時期の燃料の抜き取りも忘れられがちな部分です。
充電式は、電池を差せば動きます。その代わり、電池の残量管理と充電の段取りが日常の仕事になります。夏の車内など高温の場所へ置かない、作業直後の熱い電池をすぐ充電器に載せないといった扱いを守ると、本来の稼働時間を保てます。手間の総量が減るというより、手間の中身が入れ替わると考えてください。
動力の選択は、好みではなく現場の条件で決まる部分があります。公的な指針や法令が関わる場面を三つ挙げます。
厚生労働省の職場のあんぜんサイトは、一酸化炭素中毒の起きやすい場面として、換気が不十分な場所での火気の使用、冬場の土木作業におけるコンクリート養生作業、トンネル等におけるガソリンエンジンや発電機の使用、換気の悪い場所でのエンジンの空ふかしを挙げています。一酸化炭素は無色無臭で、その気体があることに気付きにくいと説明されています。
防止のためには、火気や内燃機関を使う際に換気を十分に行うこと、地下室やトンネル内など十分な換気ができない場所では使わないことが挙げられています。屋内や地下、囲われた空間での作業では、動力の選択が安全の条件そのものになります。電動の機械であれば同じ場所で使えるという判断が、ここで重要になります。
出典:厚生労働省 職場のあんぜんサイト『一酸化炭素中毒(CO中毒)』
騒音規制法で特定建設作業として届出の対象になるのは、政令で定められた八種類の作業に限られます。くい打機やさく岩機などが並び、対象となった場合は敷地の境界で騒音八十五デシベル以下、振動七十五デシベル以下という基準や、作業できる時間帯の決まりが掛かります。手持ちの草刈機やチェーンソーは、この八種類とは別の扱いです。八種類の中身と区域ごとの基準はマキタの工具は「どんなとき」に役立つ?業種・シチュエーション別の選定基準と活用法で整理しています。
届出の対象でなくても、近隣への配慮は現場の段取りに関わります。早朝や夕方に作業が入る現場、住宅が接している現場では、音の出方が工程の組み方を左右します。動作音の小さい機械を選べる場面では、作業できる時間帯そのものが広がります。
振動については、厚生労働省が振動工具の取扱いに関する指針を示しており、一日の振動ばく露について限界値と対策値が置かれています。限界値は五・〇メートル毎秒毎秒、対策値は二・五メートル毎秒毎秒です。計算のしかたと作業時間への当てはめはマキタ草刈機(充電式)の選び方と電圧別の違いで扱っていますので、長時間の刈払いがある現場ではあわせてご確認ください。
出典:神奈川県『特定建設作業(法律)』
出典:厚生労働省『チェーンソー以外の振動工具の取扱い業務に係る振動障害予防対策指針について』
建設機械については、公道を走行しないものにも排出ガスの規制が掛かります。国土交通省は排出ガス基準値を満たした建設機械を指定する制度を設けており、直轄工事で指定機械の使用を進めてきました。発動発電機のような可搬式の機械も指定の対象に含まれています。
工事の発注条件として指定機械の使用が挙がる場合、手持ちの機材が条件に合うかどうかを先に確かめてください。手持ちの刈払機やチェーンソーは対象の枠組みが異なりますので、機械の区分ごとに確認が要ります。電動の機械を選ぶ判断が、現場条件を満たす手段になる場面もあります。

同じ機種名でも、扱う対象によって向く動力は変わります。代表的な四つの用途で整理します。
住宅地の植栽まわり、公園、墓地、学校や病院の敷地内といった、人の近くで刈る作業では、音と排気の出ない機械のほうが段取りを組みやすくなります。面積が限られ、こまめに止めながら進める作業とも相性が合います。
一方、広い法面や河川敷を一日かけて刈る作業、密生した太い草を相手にする作業では、燃料を継ぎ足しながら長時間回せる形が向きます。同じ日に両方の場面があるなら、二台を持ち込む判断も現実的です。用途別の機種の見方はマキタ草刈り機の正しい選び方と用途・電圧別に適した全モデルの整理にまとめています。
造園の枝払い、庭木の手入れ、解体現場での小径材の切断など、切る時間より移動と段取りの時間が長い作業では、始動が速く音の小さい機械が扱いやすいです。高所作業車の上や、住宅の敷地内での作業でも同じことが言えます。
対して、林業の伐倒や玉切りのように、太い材を連続で切り続ける作業では、長時間の高負荷に向いた形が要ります。ガイドバーの長さや刃の目立てのほうが仕上がりに効く場面も多く、動力だけで決めないでください。機種ごとの見方はマキタのチェーンソーの選び方と用途に応じたモデルの特徴を比較で扱っています。
高圧洗浄は、水と電源の両方を用意できるかどうかで決まります。建物まわりで電源が取れる現場なら電動の機械で足り、水道も電源もない造成地や山間部ではエンジン式の出番です。送風機や集じん機のように短時間で切り上げる機械は、充電式の機動力が活きます。
現場に電気を供給する機械については、いまもエンジン式が中心です。仮設の電源を用意する、夜間の照明を確保する、災害時の備えとして持つといった用途では、燃料さえあれば発電し続けられる形が要ります。充電式の工具を増やすほど、充電のための電源をどこから取るかという課題が残りますので、両方を組み合わせる形が現実的です。
現場の条件が日によって変わる場合、どちらか一方に寄せると、条件の合わない日に無理が出ます。班に両方を置き、使い分けの基準を先に決めておく形が扱いやすいです。基準は複雑でなくてかまいません。
1.場所で切り分ける 住宅や屋内が絡む現場は電動、周囲に建物のない屋外は動力を問わない、という線を引きます。判断が早く、説明もしやすい形です。
2.時間で切り分ける 正味の稼働が半日を超える作業はエンジン式、それ未満は充電式、という目安を置きます。電池の本数が増えれば線は動きます。
3.担当で切り分ける 燃料の扱いに慣れた人がいる日といない日で使う機械を分けます。扱う人が入れ替わる現場ほど有効です。
4.予備の持ち方を決める 主力を一方に置き、もう一方を予備として一台残します。片方が使えない日でも工程が止まりません。
充電式へ寄せていく場合は、電池の規格を先に決めてください。工具ごとに違う電池を抱えると、せっかくの機動力が置き場と充電の手間で相殺されます。規格の考え方はマキタのバッテリーの選び方と寿命を長持ちさせるための正しい使い方で整理しています。
カタログの数字を見比べても、自分の現場でどちらが回るかは分かりません。半日だけ借りて実作業に使うと、電池が何本必要だったか、音が近隣にどう届いたか、重さが最後まで持ったかが、そのまま数字として残ります。判断の材料としては、比較表よりも確からしい情報です。
短期で借りる形と、期間を決めて継続的に使う形では、手続きも費用の掛かり方も違います。使い分けは広島で工具をリースする利点とレンタルとの違い・手配のコツで整理しています。借りるときの段取り全般は広島で工具をレンタルする利点と現場を止めない手配のコツを、充電式の機械を借りて試す場合は広島でマキタの電動工具をレンタルする利点と現場を止めない調達方法をご覧ください。
当社は広島市の本社に加えて福山、三次、呉、岡山、周南に営業所を置き、呉営業所には江田島分室を設けています。在庫や距離、現場の状況によりますが、午前中のご連絡で近隣エリアへは午後のお届けを目指します。なお、当日の手配は口座をお持ちのお取引先様を対象としています。購入と修理の窓口の使い分けは広島のマキタ正規代理店を活用するメリットとプロ向け製品の選び方にまとめています。
現場の条件をお聞かせいただければ、どちらの動力が回るかを一緒に見立てます。
当社はマキタの代理店として、本社と5つの営業所から電動工具と建築・土木資材をお届けしています。
ご不明な点がございましたら、お電話でもお受けしております。082-232-1141(当社 本社)
作業の中身によります。断続的に使う作業や、正味の稼働が短い作業であれば、充電式で置き換えられる場面が多くあります。太い材を長時間切り続ける作業や、一日を通して回し続ける作業では、電池の本数と充電の段取りが追いつくかどうかを先に確かめてください。
使えますが、冷え切った電池では本来の稼働時間が出ません。前夜は屋内で保管し、常温に戻してから現場へ持ち出してください。車内へ置きっぱなしにすると、朝いちばんの一本目から時間が短くなります。
エンジン式を残す限り、燃料の保管と取扱いの手順は続きます。逆に、扱う機械が減れば保管量も減ります。どこまで残すかは、先に挙げた使い分けの基準から逆算してください。保管については消防法の定めがありますので、量が増える場合は所轄の消防署へご確認ください。
音と排気が出ない機械のほうが、作業できる時間帯を広く取れます。早朝や夕方に手を付けられるかどうかは工程に直結しますので、住宅が接する現場では充電式を軸に組むと段取りが立ちます。作業内容が重い場合は、負荷の高い工程だけ時間帯を分ける形も取れます。
動力の種類よりも、どこへ出すかで決まります。症状を伝える相手が決まっていれば、預けている間の代替機の相談も同じ場所でできます。当社が納めた製品の修理をお受けしています。機種と状態をお知らせください。チェーンソーで動力を選ぶ場面は、ガイドバー長と電圧から見る充電式の選び方で個別に扱っています。
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