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マキタのバッテリーの選び方と寿命を長持ちさせるための正しい使い方

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マキタのバッテリーを選ぶとき、最初に決まるのは容量ではありません。どの電源系統に揃えるかです。マキタの充電式製品は、18Vを軸にした系統と、40Vmaxの系統に分かれています。

系統をまたぐとバッテリーをそのまま差し替えられません。1台ずつ買い足していくと、現場に持ち出す充電器が増え、班をまたいだ貸し借りができなくなります。

本体の性能を比べる前に、手持ちのバッテリーと充電器を含めた電源側をどう組むかを決めておくと、後から崩れにくくなります。

そこで本記事では、マキタのバッテリーの系統の分かれ方、容量の選び方、充電器との対応、そして複数台を回す現場での考え方を順に説明します。

本記事に記載した製品の仕様や対応の範囲は、執筆時点でマキタが公開している情報に基づいて整理したものです。機種ごとに対応する充電池と充電器は異なりますので、手元の機種の取扱説明書およびメーカー公式情報でご確認ください。

※本記事は執筆時点でマキタが公開している情報をもとに整理しています。製品の仕様や対応する機種は変更される場合がありますので、最新の情報はメーカーの公式サイトでご確認ください。

当社はマキタの代理店です。広島の本社と5つの営業所から、電動工具と建築・土木資材をお届けしています。
お探しの品目やお困りごとがはっきりしている場合は、この先を読み進める前にご相談いただいて構いません。ご相談は法人・個人事業主のお客様を対象としております。082-232-1141(当社 本社)/お問い合わせフォーム

マキタの充電式工具に使うリチウムイオンバッテリー

マキタのバッテリーは18Vと40Vmaxの2系統

マキタの充電式製品は、大きく2つの電源系統で展開されています。18Vのバッテリーを使う系統と、40Vmax専用のバッテリーを使う系統です。

18Vの系統には、バッテリー1本で動かす製品と、2本を装着して36Vとして動かす製品があります。2本使う製品でも、充電池そのものは18V用のため、手持ちの資産をそのまま活かせます。対応する工具の幅はマキタの18Vバッテリーの特徴と互換性、40Vmax側の性能と導入の考え方はマキタ40Vバッテリーの性能と18Vとの違いで扱っています。

40Vmaxは専用の充電池で動く系統です。18Vの充電池をそのまま挿すことはできません。マキタは公式サイトで、園芸カテゴリなどに40Vmaxシリーズの製品群をまとめています。

マキタの電源系統の分かれ方
系統
電源の作り方
手持ち資産の活かし方
18V
18Vバッテリー1本
他の18V製品と共用できる
36V(18V×2)
18Vバッテリー2本を装着
18Vの充電池をそのまま使える
40Vmax
40Vmax専用バッテリー
40Vmaxシリーズ内で共用する

系統をまたぐ運用に必要な周辺機器の用意

両方の系統を持つ場合、充電の手間が二重になりがちです。マキタは周辺機器も公式ラインナップに含めており、組み方の幅があります。

40Vmaxの充電器で18Vと14.4Vのバッテリーを充電するための互換アダプタがあります。また、40Vmax・18V×2・18Vに対応するポータブル電源ユニットも用意されています。充電器の種類と台数の決め方はマキタの充電器の種類と選び方で整理しています。

系統をまたいで運用する前提なら、本体だけでなく周辺機器まで含めて組み立てるほうが現場での手間が減ります。

出典:株式会社マキタ『40Vmaxシリーズ 園芸』
出典:株式会社マキタ『40Vmax→18/14.4Vバッテリ充電用互換アダプタ』

容量は稼働時間と重さのつり合いで判断

容量はアンペアアワー(Ah)で表されます。数字が大きいほど1本で長く動きますが、そのぶん重くなります。

現場で重要になるのは、この2つのつり合いです。高い場所で長く保持する作業なら軽いほうが楽になり、地面に置いて使う作業なら重さより稼働時間が優先されます。

必要な容量は作業の姿勢と時間から逆算

判断の目安を整理します。

作業の性質と容量の選び方
作業の性質
向いている考え方
理由
高所や頭上での作業
軽い容量を選び本数で回す
保持する時間が長く腕に負担がかかる
地面に置いて使う作業
大きい容量で交換の回数を減らす
重さの影響が小さい
1日通しで動かす作業
大きい容量+予備を複数本
交換の手間と待ちを減らす
短時間の仕上げ作業
軽い容量で取り回しを優先
持ち替えが多い

充電池の本数と充電器の台数はセットで設計

必要な本数は、稼働時間だけでは決まりません。充電にかかる時間と、充電器が何台あるかで変わります。

充電器が1台しかないと、機械が動けるのに充電待ちが発生します。本体の台数だけでなく、充電器の台数まで含めて数えるのが要点です。

逆算の手順を示します。

1 1日に動かす時間をおおよそ見積もる

2 使う機種の1充電あたりの目安時間で割り、必要な充電回数を出す

3 18Vバッテリー2本を使う機種は、その回数を2倍する

4 現場で充電できる本数を差し引き、携行する本数を決める

系統をそろえるほど軽くなる複数現場の段取り

班が増え、現場が複数になると、電源系統の混在が実務の負担になります。持ち出す充電器の種類が増え、どの現場にどの電池があるか分からなくなります。

マキタの充電式インパクトレンチTW010G

系統を寄せていく順番の決め方

一度に入れ替えるのは負担が大きいため、使用頻度の高い機種から順に寄せていく形が現実的です。

系統を寄せていく方向
今の状況
揃え方の方向
相談したいこと
18Vの機材が中心
18Vを軸に、高負荷の機種だけ上位系統を足す
併用時の充電器の本数と保管場所
40Vmaxへ移りたい
主力から順に入れ替え、18Vは残して併用
旧機材の扱いと入れ替えの順番
系統が混ざっている
使用頻度の高い順に整理して寄せていく
現場ごとの持ち出しの組み方
班や現場が増えた
予備の充電池と充電器を先に増やす
台数の設計と繁忙期の押さえ方

班をまたいで回す充電池は番号と色で区別

班が複数になると、同じ形の充電池が事業所と現場に散らばります。見た目では区別がつかないため、どの本数がどこにあるかを追えなくなります。

充電池と充電器に通し番号を振り、班ごとに色のテープを巻いておくと、持ち出しと返却を追えます。弱ってきた充電池を外すときも、番号で指定できます。

番号と色で決めておく項目
決めておくこと
決めた場合
決めていない場合
充電池の通し番号
弱った1本を名指しで外せる
現場で動かなくなって気づく
班ごとの色分け
返却先がその場で分かる
別の班の箱に紛れる
班が持ち出す本数
積み忘れが減る
現場で足りなくなる
返却の置き場所
翌朝の充電に回せる
車に載ったまま残る

番号で管理しておくと、弱ってきた充電池を早い段階で持ち出しから外せます。動く時間の短い充電池が現場に残ると、交換の回数が読めなくなります。

保管の仕方で変わる翌シーズンの立ち上がり

長期間しまう充電池は、満充電のまま、あるいは空のまま置かないほうが状態を保ちやすくなります。高温になる車内や、湿気のこもる倉庫の床置きも避けたいところです。

保管前に端子を拭き、残量をそろえてから箱にまとめておくと、翌シーズンの立ち上げが早くなります。劣化の見極めと交換の目安については、点検の道具を使う方法もあります。

しまう前に決める残量と置き場所

季節で使う機材は、動かしていない期間のほうが長くなります。しまい方を決めていないと、翌シーズンに出したときの状態が本数ごとにばらつきます。

長くしまう前に手当てしておきたい点を挙げます。

1 残量をそろえてからしまい、満充電のままでも空のままでも置かない

2 直射日光の当たらない、湿気のこもらない場所を選ぶ

3 端子部を乾いた布で拭き、金属の工具や部品と分けて置く

4 箱にまとめ、しまった時期を書き添えておく

金属と一緒に運ぶと、端子部が触れて短絡につながる恐れがあります。仕切りのある箱か運搬用のケースにまとめておくと防げます。

倉庫の床に直接置くと、湿気と温度の影響を受けやすくなります。棚の上など床から離れた場所を、しまう場所として決めておいてください。

充電池が弱る要因は熱と日々の使い方

充電池は使うほど容量が落ちます。ただし落ち方は使い方で変わるため、扱いを整えておくと持ちが変わってきます。

熱がこもる状態を避ける扱い

充電池は充電中と高負荷の作業中に熱を持ちます。熱がこもった状態が続くと、内部の劣化が進みやすくなります。

現場で気をつけておきたい点を挙げます。

高温になる車内に長時間置かない

使い終わった直後の熱いまま充電器に挿さない

通気のない箱に詰めたまま充電しない

直射日光の当たる場所に置きっぱなしにしない

夏場の車内は想像以上に温度が上がります。移動の合間はケースに入れて日陰へ置くだけでも、扱いが変わってきます。

使い切ってからの充電は不要

充電池は残量が減り切る前に充電しても差し支えありません。むしろ空の状態で長く置くほうが状態に影響します。

現場での回し方としては、休憩や移動の合間に継ぎ足す形で問題ありません。1日の終わりに全数を充電しておけば、翌朝の準備が短くなります。

場面ごとの充電池の扱い
場面
望ましい扱い
避けたい扱い
作業直後
少し置いて熱が下がってから充電
熱いまま充電器に挿す
移動中
ケースに入れて日陰に置く
ダッシュボードに放置
作業終了後
その日のうちに充電しておく
空のまま数週間置く
長期保管
残量をそろえて涼しい場所へ
満充電か空のまま倉庫の床置き

充電中と作業中の様子に出る状態の変化

充電池の劣化は、ある日を境に現れるものではありません。日々の扱いの中に、先に気づける変化があります。

充電池の状態に気づく手がかり
気づく変化
見ているところ
そのときの扱い
充電にかかる時間が前より伸びた
蓄えられる容量が落ちている
記録して更新の順番に入れる
作業中に本体側が早く熱くなる
内部の状態が変わっている
連続で使わず様子を見る
端子部の色が変わってきた
接点の汚れや腐食
乾いた布で拭き、直らなければ相談する
外装に膨らみや変形が出た
使用を止める判断
充電せず分けて置き、相談する

外装の膨らみは、見た目で分かる変化の中でも扱いを切り替える合図です。平らな場所に置いてがたつく場合は、充電器に挿さずに分けて保管してください。

充電にかかる時間の変化は、同じ充電器で比べると気づきやすくなります。班ごとに使う充電器を固定しておくと、比べる条件がそろいます。

先に洗い出す弱ってきた充電池の本数

班単位でまとめて更新する場合は、弱っている本数を先に把握しておくと計画が立てやすくなります。満充電でも動く時間が短い、充電にかかる時間が急に伸びた、といった変化が目安になります。

点検の道具を使って残っている容量を確かめる方法もあります。番号を振って管理しておくと、どの本数が弱ってきたか追いやすくなります。

機材のレンタル・販売に関するご相談はこちら

当社はマキタの代理店として、本社と5つの営業所から電動工具と建築・土木資材をお届けしています。
ご不明な点がございましたら、お電話でもお受けしております。082-232-1141(当社 本社)

マキタのバッテリーに関するよくある質問

18Vの充電池を40Vmaxの機械に使えますか

そのまま挿して使うことはできません。40Vmaxは専用の充電池で動く系統です。

ただし充電の面では、40Vmaxの充電器で18Vと14.4Vのバッテリーを充電するための互換アダプタが用意されています。両方の系統を持つ場合、充電器を一本化する方向で組める余地があります。

容量の大きい充電池に替えれば作業時間は伸びますか

同じ機種で比べれば、容量が大きいほど1本で動く時間は長くなります。ただし本体に付く重さも増えるため、保持する姿勢が続く作業では負担が上がります。

対応する容量は機種ごとに決まっていますので、手元の機種の取扱説明書で範囲を確かめてください。秋本産業では、保有している型番と本数を伺ったうえで、作業の内容に合わせた組み合わせをご案内しています。

電源のない現場でも充電式でまわせますか

現場で充電する手段を用意すれば動かせます。マキタは40Vmax・18V×2・18Vに対応するポータブル電源ユニットを公式ラインナップに含めています。

車載で充電する形と、ポータブル電源を持ち込む形のどちらが向くかは、現場の距離と作業日数で変わります。連日入る現場では、持ち込む形のほうが移動が減ります。

マキタのポータブル電源ユニットPDC01

1つの候補として秋本産業では、保有している機材の型番と本数を伺ったうえで、充電器の台数や保管場所まで含めた組み合わせをご案内しています。マキタ製品の販売とレンタルを扱っており、当社が納めた製品については修理もお受けしています。広島市の本社と福山、三次、呉、岡山、周南の営業所から現場までお届けする形を取っています。

充電池の状態が気になる場合は点検もあわせてご相談ください。修理の進め方は広島でのマキタ製品の修理相談広島の電動工具の修理対応で整理しています。機種側の選び方はマキタ草刈り機の用途・電圧別の整理マキタの充電式草刈機のモデル比較、消耗品はマキタ草刈機の替刃の選び方をご覧ください。

台数が一時的に跳ねる場面では、レンタルを組み合わせる進め方もあります。詳しくは広島で工具をレンタルする利点広島でマキタの電動工具をレンタルする方法をご覧ください。

出典:株式会社マキタ『PDC01ポータブル電源ユニット』
出典:株式会社マキタ『40Vmax→18/14.4Vバッテリ充電用互換アダプタ』

お使いの機材の型番と本数、作業の内容をお知らせいただければ、充電池と充電器の組み合わせをご案内します。広島県内および岡山、山口県東部の法人および個人事業主の方からのご相談を承っています。電池でどこまで賄えるかを機械の種類ごとに見たい場合は、充電式とエンジン式を稼働時間と作業環境で比べた記事をご覧ください。

お使いの機材の型番と本数をお知らせいただければ、充電池と充電器の組み合わせをご案内します

当社はマキタの代理店として、本社と5つの営業所から電動工具と建築・土木資材をお届けしています。
ご不明な点がございましたら、お電話でもお受けしております。082-232-1141(当社 本社)

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