広島県広島市の秋本産業株式会社では、建築資材・工具の卸販売、各メーカーの最新電動工具のレンタルをおこなっています

マキタ草刈り機の正しい選び方。用途・電圧別に適した全モデルを整理

  • トップページ  > 
  • コラム  > 
  • マキタ草刈り機の正しい選び方。用途・電圧別に適した全モデルを整理

現場の草刈り作業で、たくさんあるマキタのラインナップから、自分の作業環境に合う1台を見つけるのは大変です。マキタの充電式草刈り機は、バッテリーの電圧やハンドルの形によって、得意な地形や刈れる草の種類が全く違うからです。たとえば、広い農地で硬い草を刈る現場と、学校や病院の敷地内で静かに障害物の周りを刈る現場では、選ぶべき重さもパワーも異なります。

この記事では、作業する場所の地形や用途に合わせてマキタの草刈り機を正しく選ぶための基準を整理し、現場の作業効率を保つためのモデルをご紹介します。

※免責事項

この記事に掲載している製品の仕様や性能、関連するデータは、執筆時点のメーカー公式発表や公的機関の情報に基づいています。製品の仕様変更などで現在の情報と異なる場合があります。実際に機械を選ぶ際は、必ずメーカーの公式サイトで最新の情報をご確認ください。

マキタ草刈り機は「電圧(18V/40V)」で適正な現場が決まる

バッテリーで動く充電式草刈り機を選ぶとき、基本となるのがバッテリーの電圧です。マキタの園芸工具には、主に「18V」と「40Vmax」の2種類があり、それぞれに向いている作業環境が異なります。

18Vシリーズ
  • 軽さと静かさを重視
  • 代表モデル:MUR190UD (3.2kg)
  • おすすめ現場:学校、病院、住宅街に近い場所
40Vmaxシリーズ
  • エンジン式同等の高いパワー
  • 代表モデル:MUR001G
  • おすすめ現場:広い農地、太い草が密集している場所

18Vシリーズは、軽さと静かさを重視する場所に向いています。18Vの代表的なモデルである「MUR190UD」は、バッテリーを含んだ重さが3.2kgに抑えられています。この軽さのおかげで、作業する人の腕にかかる負担を小さくできます。動作音も静かに設計されています。ガソリンを使うエンジン式の草刈り機と比べると、モーターで動く充電式はとても静かです。環境省が定める住宅地の騒音基準を考えても、早朝や昼間に静かに作業したい学校、病院の周り、住宅街に近い場所での日常的な草刈りには、18Vシリーズの静かさが大きなメリットになります。

一方、40Vmaxシリーズは、ガソリンを使う25mLクラスのエンジン式草刈り機と同じくらい高いパワーがあり、広い農地や太い草が密集している場所での草刈りに向いています。40Vmax仕様の「MUR001G」は、負荷がかかっても刃の回転が落ちにくい新しいモーターを積んでいます。広島県の最新の調査によると、個人の農家は減っていますが、会社組織としての農家は増えており、広い面積を管理する農家も増えています。このように農地が広くなるにつれて、広いあぜ道や長く伸びた太い草を続けて刈る必要性が高まっています。そのため、作業の効率とタフさを求める農家の方にとって、パワーのある40Vmaxシリーズは必要な選択肢です。

 

 

 

 

 

 

 

 

出典:株式会社マキタ『充電式草刈機MUR190Dシリーズ』

出典:株式会社マキタ『充電式草刈機MUR001Gシリーズ』

電圧システム
代表モデル
主なモーターの特徴
重さ(バッテリー含む)※1
騒音レベル
おすすめの現場
18V
MUR190UD
高出力なモーター
3.2 kg
91 dB(A)
学校・病院敷地、住宅に近い緑地、日常の定期除草
40Vmax
MUR001G
回転が落ちにくい新しいモーター
4.4 kg
86 dB(A)
広島県内の大規模農地、草が密集した場所、ハードな作業

※1:重さは、刈刃やカバー、肩掛けバンドを除き、バッテリーをつけたときの数値です。

3つのハンドル形状の適正比較

ハンドルの名前
形の特徴
向いている地形
平地での作業のしやすさ
斜面での扱いやすさ
Uハンドル
竿から左右に持ち手が出ている両手で持つ形
障害物が少ない平地、なだらかな農地
とても高い
低い
ループハンドル
竿の途中に丸い輪っか状の持ち手がついている形
斜面、学校の土手、庭木やフェンスなどの周り
普通
高い
ツーグリップ
竿そのものを直接両手で握るシンプルな形
急な斜面、田畑の狭い道、障害物のギリギリ
低い
とても高い

平地や広い農地で腰の負担を軽減する「Uハンドル」

Uハンドルは、平地での作業効率を優先した標準的な形です。農林水産省のガイドラインにもあるように、Uハンドルは体の正面でしっかり支えられるため姿勢が安定し、平らな土地で左右に同じ幅で振りやすいという利点があります。これにより、腰をねじるような無理な姿勢を避けながら、平地の広い範囲の草を効率よく刈ることができます。

傾斜地や障害物が多い施設管理に向く「ループハンドル」

ループハンドルは、動かしやすさや扱いやすさを重視した形です。竿の真ん中あたりに輪っか状の持ち手がついていて、左手でそこを持ち、右手で手元のスイッチを握ります。本体を左右にひねったり、縦に傾けたりしやすいので、学校の土手やフェンス沿い、木がたくさんある庭での作業に向いています。

法面や狭い水路沿いで細かく動かせる「ツーグリップ」

ツーグリップは、刃先のコントロールのしやすさを追求した形です。竿そのものを直接手で握るため、刃先がブレにくいという特徴があります。これにより、田んぼの細いあぜ道や急な水路沿い、コンクリートのふちなど、少しでも間違えると刃が当たって跳ね返ってしまうような狭い場所で、障害物のギリギリを狙う細かい作業ができます。

農地管理や施設メンテナンスに最適なシチュエーション別モデル

刈払用途別のマキタ推奨モデル一覧

使う人・用途
おすすめモデル
バッテリーの種類
ついている機能
使うメリット
プロの農家向け
MUR001G
40Vmax
回転が落ちない機能、安全停止機能、防水設計
エンジン式と同じパワー、熱による故障を防ぎ長く使える
学校・施設の管理向け
MUR190UD
18V
自動で速度が変わる機能、安全停止機能
3.2kgと軽く、使う人の疲れを減らして音も静か
持ち運び・いろんな作業向け
スプリットシリーズ
(MUX01G / MUX19D)
40Vmax または 18V
竿を半分に分けられる機能、別売りの先端パーツ
車のトランクに積める、1台で草刈りや枝切りなど色々できる

農家向け:太い茎や密生した雑草を刈り取る高出力機(MUR001G等)

農家の方など、草が密集している場所や茎が硬いカヤ、ヨモギなどの草刈りには、40Vmaxシリーズの「MUR001G」が向いています。モーターの力が直接刃に伝わる構造で、25mLクラスのエンジン式と同じくらいの粘り強いパワーを出します。また、草が絡まってモーターに無理な力がかかったときは、電気の力ですぐに止まり、中の部品が熱で壊れるのを防ぐ機能がついています。さらに、回転している刃が木や石に当たって機械が急に弾き飛ばされるキックバックという現象が起きたとき、自動でモーターを止める安全機能も備わっています。背負って使う大容量のポータブル電源「PDC1200」をつなげば、18Vのバッテリーよりも長時間続けて作業できます。

学校・官公庁向け:静音性と安全性を重視した軽量機(MUR190U等)

学校や役所の事務員、施設の管理スタッフが使う場合は、扱いやすく安全な「MUR190UD」が適しています。このモデルはバッテリーをつけても3.2kgと軽く、初めて使う人でも腕や腰にかかる負担が小さくなっています。「楽らくモード」という機能がついていて、草が少ない場所では自動的にゆっくり回り、草が多い場所に入るとパッと高速回転に切り替わります。これでバッテリーの無駄遣いや音を抑えながら、効率よく草刈りができます。また、スイッチから手を離すと電気のブレーキですぐに刃が止まる安全設計になっています。

車載や複数現場への持ち運びに優れた「スプリット式」という選択肢

「スプリット式」は、先端のパーツとモーターがついている本体部分を、真ん中のレバーで簡単に半分に分けたりつなげたりできるシステムです。長さが約半分になるため、普通の草刈り機だと載せにくい乗用車のトランクや軽バンの荷台にも、工具なしで簡単に片付けられます。草刈り用の先端パーツのほかにも、小石が飛ばないように安全に草を刈れるグラウンドトリマや、高いところの枝を切るポールソーなど、いろいろなパーツを用意すれば、1台で施設の様々な手入れができます。

  • MUX19D :軽くて扱いやすい18Vのモデル。23mLクラスのエンジン式と同じような使い心地です。
  • MUX01G :丈夫でパワーがある40Vmaxのモデル。30mLクラスのエンジン式と同じくらいのパワーを出します。

草刈り機導入時に見落としがちな「購入後の保守体制」の重要性

激しい振動や粉塵に晒される草刈り機は「修理スピード」が命

草刈り機は、刃が土の中の小石や木の根に当たる衝撃を受けたり、ホコリや水分にさらされたりする厳しい環境で使われます。刃の欠けやネジの緩み、中のギアのすり減りをそのままにして使うと、回転のバランスが崩れておかしな振動が出ます。この振動は、機械が壊れる原因になるだけでなく、使う人の手や腕の神経や血流が悪くなる振動障害を引き起こす原因にもなります。厚生労働省のガイドラインでも、機械の定期点検や作業時間の厳しい管理が求められています。定期的な点検や部品の交換ができないまま、保証やお店のアフターフォローがないネット通販などで買ってしまうと、壊れたときにすぐに修理できず、現場の作業が何週間も止まってしまうリスクがあります。

広島でマキタ製品の当日調達・修理相談をするなら秋本産業へ

広島県内で、工事現場や農業、緑化のメンテナンス作業を止めないための機材調達や修理のパートナーとなるのが、130年以上の歴史がある当社「秋本産業株式会社」です。

当社は広島市内を中心に、福山、三次、呉、江田島、周南、岡山に拠点を構えています。自社の配送トラックを持っており、広島エリアの現場で起きた急な機械の故障や足りない材料の調達に素早く対応できるのが強みです。午前中にご連絡をいただければ、広島市内などの近隣エリアへは午後の配達を目指して全力で対応しています(※在庫や距離、現場の状況によります)。マキタの正規代理店としてルートを持っているため、最新の40Vmax本体からバッテリー、交換用の部品まで幅広く対応できる体制を整えています。また、ネットやホームセンターで買ったけれど、他のお店で修理や調整を断られて困っているといったご相談に応えられる専門の修理技術も持っています。

なお、当社は昔からのお付き合いや取引先との関係を大切にしているため、Web上に製品の価格は載せていません。また、その場限りの販売を目的とした宣伝も控えています。広島の現場を支える法人、建設・土木事業者、農家の方を中心に、信用に基づいた掛け売りを基本としており、プロの品質の工具と修理サービスを適正な価格で長く提供し続けることを大切にしています。

新しい機械の導入や予備パーツの在庫確認、レンタル、他社で買った機材の修理などのご相談は、当社の公式お問い合わせ窓口からご連絡ください。

現場トラブルや、機材のレンタル・販売に関するご相談はこちら

【当日手配ダイヤル:082-232-1141(受付時間:平日8:15〜17:15)】

マキタの草刈り機の導入や運用に関するよくある質問

Q.

エンジン式からマキタの充電式に乗り換えてパワー不足を感じませんか?

A.

40Vmaxのモデルを選んでいただければ、昔からある25mLから30mLクラスのエンジン式草刈り機と同じくらいのパワーを感じていただけます。モーターの力で回転が落ちにくいため、草が密集している場所でも刃が止まることなく刈り取れます。ガソリン式のように燃料を調合・保管する手間や、始動時に何度もスターターロープを引く手間がかかりません。スイッチを入れるだけで動き出し、作業していない間の無駄な燃焼がないため、結果として作業にかかる全体の時間を短縮できる傾向があります。

Q.

雨の日や濡れた雑草を刈っても本体は故障しませんか?

A.

「APT(アプト)」という水滴やホコリが入りにくい技術や、「ウェットガード」が搭載されたモデルは、小雨が降る現場や夜露で濡れた草を刈る作業にも耐えられる防水設計になっています。ただし、マキタの公式カタログ(または公式サイト)にもあるように、これは故障を完全に防ぐことを保証するものではありません。水滴がついた状態での作業はできますが、汚れを落とすために本体に直接ホースで水をかけたり、高圧洗浄機で丸洗いしたり、水たまりに沈めたりすることは、中の機械やバッテリーの部品がショートして故障の原因になるため禁止されています。

出典)マキタ『園芸工具:よくあるご質問(FAQ)/ APT機能解説』

Q.

替刃(チップソーやナイロンコード)は市販の汎用品を使えますか?

A.

マキタの充電式草刈り機の刃を取り付ける穴のサイズは一般的な25.4mmに統一されているため、ホームセンターなどで売られている一般的な金属の刃や、ナイロンの紐を回転させて草を刈るナイロンコードカッターを取り付けることは可能です。ただ、充電式草刈り機のバッテリーをできるだけ長持ちさせるためには、マキタが開発した「DCホワイトチップソー」などの専用の刃を使うのがおすすめです。この専用の刃は、草を刈るときの抵抗を減らし、軽くて振動も少なくなるように作られているため、普通の刃をつけるよりもバッテリー1個で長く作業できることがテストデータでもわかっています。

出典)消費者庁『刈払機(草刈機)の使用に伴う事故防止のためのアドバイス』

Q.

購入前に実際の重さや取り回しを試してみることは可能ですか?

A.

草刈り機を選ぶときに気をつけたいのが、バッテリーをつけた状態での重さのバランスです。竿の先端にモーターがあるタイプと、竿の手元側にバッテリーやモーターを置いて重さのバランスをとっているタイプとでは、実際に作業したときに腕や肩にかかる負担が違います。これはカタログに書いてある「何kg」という数字を見ただけではわかりません。当社では、買った後に「思っていたのと違う」ということがないよう、広島の各お店で実際に見てもらったり、重さを確かめられるお試し用の機械を手配したり、一時的なレンタルのご相談にも、プロの目線から柔軟に対応しています。

現場トラブルや、機材のレンタル・販売に関するご相談はこちら

【当日手配ダイヤル:082-232-1141(受付時間:平日8:15〜17:15)】

※お見積りや詳細なご相談は、下記Webフォームからも受け付けております。

<<秋本産業 株式会社>> 〒730-0801 広島県広島市中区寺町2-28 TEL:082-232-1141 FAX:082-295-6852