広島県広島市の秋本産業株式会社では、建築資材・工具の卸販売、各メーカーの最新電動工具のレンタルをおこなっています

マキタのヘッジトリマーを選ぶとき、判断の中心になるのは電源と刃です。18Vと40Vmaxの充電式に加えてエンジン式があり、刃の形も現場に合わせて分かれています。
住宅街での生垣の手入れと、電源のない山間部の防風林の管理では、必要になる静かさと出力が違います。18Vは軽くて扱いやすく、40Vmaxは太い枝に対応し、エンジン式は燃料を足しながら1日動かせます。
本記事では、3つの電源の向き先を整理したうえで、果樹園や学校、造園といった現場ごとに選ぶモデルの型と、替刃を交換するタイミング、故障したときの備えを順に説明します。
※本記事に記載している各製品の仕様、法規制の基準値、および各種データは執筆時点の公的機関やメーカー公表の情報に基づきます。実際の導入にあたっては、最新の製品カタログや各自治体の条例をご確認ください。
当社はマキタの代理店です。広島の本社と5つの営業所から、電動工具と建築・土木資材をお届けしています。
お探しの品目やお困りごとがはっきりしている場合は、この先を読み進める前にご相談いただいて構いません。ご相談は法人・個人事業主のお客様を対象としております。082-232-1141(当社 本社)/お問い合わせフォーム
目次
マキタ製のヘッジトリマーが現場で使われ続けている背景には、体への負担の抑え方、バッテリーの使い回し、そして機種の幅という3つの理由があります。
厚生労働省の指針では、振動する工具を使う作業について、振動の強さを確認して1日の使用時間を管理することが定められています。振動の小さい機材を選ぶと、同じ規制の中で使える時間を長く取れます。
18Vと40Vmaxの純正バッテリーは、草刈機やインパクトドライバーなど他のマキタ製の充電工具と共用できます。工具を増やすときに本体だけを足せます。
木の種類や敷地の広さ、切り口の仕上がりに応じて機種を選べます。刃の長さと出力の組み合わせが幅広く用意されています。
振動については、1日に浴びてよい量に限界値と対策値が定められており、限界値を超える作業はできません。計算の方法と作業時間の上限はマキタ草刈機(充電式)の選び方と電圧別の違いで解説していますので、作業計画を組む段階で確かめてください。
バッテリーの使い回しについては、18Vで揃える場合に対応する工具の幅をマキタのバッテリー18Vと対応する工具の幅で整理しています。

出典:株式会社マキタ『充電式ポールヘッジトリマ MUN001G』
出典:厚生労働省『振動障害の予防のために』
ヘッジトリマーには18Vの充電式、40Vmaxの充電式、そしてエンジン式があります。まずこの3つのどれに寄せるかで候補が絞れます。
18Vの充電式は、本体の軽さと持ちやすさを軸に作られています。住宅地の庭木の手入れや、脚立に乗って行う高所の作業でも、腕や肩への負担を抑えられます。
すでにマキタの18Vの工具をお持ちであれば、本体だけを足せば動きます。充電池と充電器を買い直さずに機材を増やせる形です。

出典:株式会社マキタ『充電式ポールヘッジトリマ MUN501WD』
40Vmaxの充電式は、太い枝が混ざる硬い生垣や、広い緑地を刈り込む作業に向きます。目安として15mm以上の枝が混ざる現場では、出力に余裕があるほど刃が止まりにくくなります。
エンジン式に近い力を出しながら、排気ガスを出さずに動かせます。水やほこりの侵入を抑える加工を施したモデルもあり、急な雨や砂ぼこりが舞う現場でも作業を続けられます。
40Vmaxは専用の充電池で動くため、18Vの充電池をそのまま挿すことはできません。両方を持つ場合の組み方はマキタのバッテリー40Vmaxの入れ替えの進め方で説明しています。

出典:株式会社マキタ『充電式ポールヘッジトリマ MUN001G』
エンジン式は、燃料を足し続ければ充電切れを気にせず1日動かせます。電源のない山中や、面積の広い敷地での作業に向きます。
一方で、動かしている間は排気ガスとエンジン音が出ます。学校や病院、住宅地の近くでは音の基準が厳しく定められているため、周囲への配慮が要る場所では使いにくくなります。地域ごとの規制値と作業できる時間帯の考え方はマキタ草刈機(充電式)の選び方と電圧別の違いで表にまとめています。
電源を決めたあと、同じ電源の中で機種を分けるのが刃の長さです。長いほど一度に刈れる幅が広くなり、面をまっすぐ出しやすくなります。一方で先端が重くなるため、腕や肩にかかる負担が増えます。
刈る対象の幅に対して余裕がある長さを選ぶと持ち替えの回数が減りますが、必要以上に長いものを選ぶと扱いにくくなります。生垣の幅、脚立に乗るかどうか、片手で支える場面があるかを先に整理してから長さを決めてください。
同じ電圧の中でも、刃の長さが違えば重さのつり合いが変わります。カタログの数字だけで判断しきれない部分ですので、迷ったときは実機を確かめてからお決めください。
電源を絞ったあと、機種を分けるのが刃と棹の構造です。現場の状況に当てはめると候補が決まります。
果樹園の枝払いや、農地の周りの防風林の手入れでは、棹の長いポール式や、刃の角度を変えられるモデルが効いてきます。手の届きにくい高所や斜面でも、不安定な脚立を使わず、平らな地面に立った姿勢で作業できます。
農作業では無理な姿勢が体への負担になりやすいため、姿勢を保てる機材を選ぶと負担を抑えられます。
先端を取り外せるスプリット式の充電式草刈機をお持ちであれば、ヘッジトリマーのアタッチメントに付け替えるだけで使えます。スプリット式の考え方はマキタ草刈り機の正しい選び方で整理しています。
授業中の学校や、静かさを要する公共施設での植栽の手入れでは、動作音の小さい18Vの充電式が向きます。学校や病院の周りでは住宅地より音の基準が厳しく定められているため、音の大きい機材は使いにくくなります。
充電式は燃料を混ぜたりエンジンをかけたりする手順が要りません。重さも3kg前後に収まるモデルが多いため、機械の扱いに慣れていない事務や設備の担当者でも扱いやすくなります。

出典:株式会社マキタ『充電式ポールヘッジトリマ MUN501WD』
造園や建設の現場では、作業の速さに加えて、木を傷めない切り口の仕上がりが求められます。ここで効いてくるのが、刃先が鋭い角度で重なり合う偏角拝み刃という刃の形です。
この形は切る枝を掴んで逃がさないため、硬い枝や太い枝が混ざる生垣でも進めやすくなります。長時間の連続作業でモーターが熱を持ちすぎないよう冷やす仕組みも備わっています。

出典:株式会社マキタ『充電式ポールヘッジトリマ MUN001G』
刃に樹液がこびりついたり、刃先が摩耗したまま使い続けると、枝を切るときの抵抗が大きくなります。抵抗が増えると充電池の減りが早まるだけでなく、モーターが熱を持つ原因にもなります。
熱い状態が続くと、内部のモーターや基板が傷んで本体の故障につながります。作業のあとに手入れを挟むと状態を保てます。手順は次の通りです。
1.充電池を外す 刃に手を近づける前に充電池を抜き、不意に動かない状態にします。
2.樹液と切り屑を落とす 刃の合わせ目に挟まった枝葉を取り、こびりついた樹液を専用のクリーナーで拭き取ります。
3.オイルを塗る 上下の刃が擦れ合う面にオイルを行き渡らせ、動かして全体に馴染ませます。
4.刃の状態を見る 欠けや曲がり、ボルトの緩みを確かめます。刃先が丸くなっていれば交換の時期です。
この手順を作業のたびに挟むと、刃の状態を保てるだけでなく、次に使うときの立ち上がりも早くなります。樹液を残したまま保管すると固まって落ちにくくなるため、当日のうちに済ませてください。
研いでも切れ味が戻らなくなったら、本体を長く使うためにも純正の替刃への交換をご検討ください。刃物の消耗と交換の考え方はマキタ草刈機向け替刃の選び方でも整理しています。
作業の途中で機材が止まったり刃が欠けたりしたとき、修理部門を持たない販売経路では、その日のうちに代わりを用意したり修理の相談を受けたりする窓口が手元にありません。
現場の手を止めないためには、必要な道具を届けてくれて、修理の相談も受けられる地域の調達先を先に決めておく形が有効です。
1つの候補として当社にご相談いただけます。午前中のご連絡で、近隣エリアの場合は午後のお届けを目指します。在庫状況や配送の経路によりますので、現場の場所とあわせてお知らせください。なお、当日の手配は口座をお持ちのお取引先様を対象としています。
電動工具のレンタルや、当社が納めた製品の修理と刃研ぎもお受けしています。修理の進め方は広島のマキタ修理で現場を止めない方法、レンタルの使い方は広島でマキタの電動工具をレンタルする方法でご案内しています。
機材のレンタル・販売に関するご相談はこちら
当社はマキタの代理店として、本社と5つの営業所から電動工具と建築・土木資材をお届けしています。
ご不明な点がございましたら、お電話でもお受けしております。082-232-1141(当社 本社)
マキタのバッテリーはマキタ独自の規格のため、他社の電動工具や充電器と組み合わせて使うことはできません。他社用の変換アダプターや、純正でないバッテリーの使用も避けてください。
製品評価技術基盤機構の注意喚起では、純正でないバッテリーは安全のための保護回路が十分でない場合があり、充電中や保管中に異常な発熱や出火に至った事故が報告されています。純正でない製品を使って火災や故障が起きた場合、メーカーの保証は受けられません。
純正かどうかの見分け方と、寿命が来たときの交換の目安はマキタのバッテリーの純正と保証の扱いで詳しく扱っています。
出典:独立行政法人製品評価技術基盤機構『Vol.456 7月9日号 非純正バッテリーの事故』
ヘッジトリマーは生垣や植木の枝葉を切るための機材のため、雑草や笹を刈る用途には向きません。柔らかい雑草は刃の間をすり抜け、硬い笹は刃に噛み込んで動きを止めてしまいます。
刃が止まったままスイッチを入れ続けると、モーターに大きな負担がかかり内部の部品が傷みます。草を刈る作業には、同じ充電池が使えるマキタの充電式草刈機を使うなど、道具を使い分けてください。機種の選び方はマキタの草刈機(充電式)おすすめモデルでご案内しています。
専用のヤスリを使って刃先を軽く手入れすることはできます。一方でヘッジトリマーは、上下の刃がわずかな隙間を保ちながら高速で動く精密な機械です。
自分で研いで刃の角度や隙間がずれると、動かしたときに金属同士が強く擦れて熱を持ち、モーターに負担がかかります。元の切れ味に戻すには、新しい替刃への交換か、専用の機械で研げる業者への依頼が確かです。
当社が納めた製品については、窓口とお電話で修理と刃研ぎのご相談を承っています。機種と状態をお知らせください。他の販売店やホームセンター、通信販売でお求めになった製品はお受けしておりませんので、お買い求めになった販売店またはメーカーの窓口へご相談ください。刃の長さや形状から機種を絞る手順は、ヘッジトリマーを現場別に選ぶ基準にまとめています。
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