広島県広島市の秋本産業株式会社では、建築資材・工具の卸販売、各メーカーの最新電動工具のレンタルをおこなっています

急ぎで建材を手配するとき、間に合うかどうかを決めるのは連絡の勢いではありません。何時の作業に間に合わせたいのかという到着の時刻と、そこから逆算した連絡の締め切りです。
本記事では、広島の建築・土木の現場で急ぎ手配を通すための段取りを扱います。到着の時刻から連絡の締め切りを逆算する順序、1回の連絡で伝える内容、複数の品目に優先順位を付ける決め方、そして複数の現場を同時に抱えているときの回し方までを順に整理します。
配送そのものの仕組みや当日配達の流れ、資材が足りなくなる原因の側は別の記事にまとめていますので、本記事は手配の段取りに絞ります。
※本記事に記載している公的機関の公表値は執筆時点のものです。資材の在庫や納期の状況は日々変わりますので、実際の手配にあたっては最新の案内をご確認ください。
当社は広島の本社と5つの営業所から、建築・土木資材と電動工具をお届けしています。
お探しの品目やお困りごとがはっきりしている場合は、この先を読み進める前にご相談いただいて構いません。ご相談は法人・個人事業主のお客様を対象としております。082-232-1141(当社 本社)/お問い合わせフォーム
目次

急ぎの連絡でよくある形は、今すぐ持ってきてほしいという頼み方です。受ける側は在庫を探し、車を手配し、積んで走ります。動きが積み重なるため、間に合う時刻は連絡した時点でほぼ決まります。先に決めるのは、何時の作業に間に合わせたいのかという一点です。
在庫や距離、現場の状況によりますが、午前中のご連絡で近隣エリアへは午後のお届けを目指します。なお、当日の手配は口座をお持ちのお取引先様を対象としています。新規のお取引をお考えの場合も、口座開設からご相談を承ります。配送の仕組みと対応エリアの考え方は建材の即日配送の仕組みと対応エリア、当日の受け渡しの流れは資材の当日配達の進め方にまとめていますので、本記事では現場側の段取りを扱います。
この逆算で使う時間は、現場ごとに違います。狭い現場で人手が少なければ荷下ろしに時間がかかりますし、上階へ上げるなら揚重の順番待ちも入ります。前回の実績を控えておくと、次の逆算が早くなります。
午前中の連絡と午後の連絡では、当日に動ける余地が違います。午前なら、在庫を押さえて午後の便に載せる組み方ができます。午後に入ってからの連絡は、車が別の配送に出ている時間帯と重なりやすく、翌日の朝一番へ回る場合が増えます。
前日の夕方に気づいた不足を、翌朝まで持たない段取りも効きます。夕方の時点で品名と数量を伝えておけば、翌朝の便に載せる準備が前日のうちに終わります。翌朝の作業に間に合わせたい場合は、気づいた時点で連絡を入れておくのが早い手です。
急ぎ手配で時間を落とすのは、聞き返しの往復です。品名だけ伝えて規格を後から送る、数量を後で数え直す、納入先を後で調べるといった動き方です。往復のたびに在庫を押さえる動きが止まります。連絡の前に手元でそろえておく項目を決めておくと、1回で話が終わります。
1.品名と規格 寸法、材質、強度の区分、めっきや塗装の種別、色番まで含めます。読み取れない場合は現物の刻印、梱包のラベル、図面の記号を写真で送ります。
2.数量 当日に使う数と、後日で構わない数を分けて伝えます。単位も添えます。束、箱、本、枚のどれで数えているかで、行き違いが起きます。
3.納入先 住所に加えて、目印になる建物や交差点、進入する側の道を伝えます。現場の看板の表記が住所と違う場合は、看板の文字も添えます。
4.受け取れる時刻 着いてほしい時刻と、受け取れない時間帯を両方伝えます。昼の休憩や近隣への配慮で入れない時間があれば先に共有します。
5.受け取る人 現場で受ける人の名前と、つながる電話番号を伝えます。連絡がつかないと、着いた車が待つ時間が生まれます。
6.下ろす位置と手段 どこへ下ろすか、人の手で下ろすのか機械を使うのかを伝えます。手段が決まっていないと、荷台の上で止まります。
建設現場は、住所へ着いても入れない場面があります。道幅が足りない、進入路が片側だけ、上に電線が通っている、高さの制限がある、敷地内で転回できないといった条件です。車の大きさは入れる条件で決まりますので、条件が先に分かっていれば、それに合う車で出られます。
長尺の材を運ぶ場合は、荷台の長さだけでなく、現場の前で下ろせる長さがあるかも関わります。単管や長尺の管材、鋼材を頼むときは、下ろす場所の前後にどれだけ空きがあるかを伝えます。重い荷を上階へ上げる場合は、揚重の手配と時刻を先に合わせます。
急ぎで手配したのに、着いた時刻に受け取る人がいなくて持ち帰りになると、半日が消えます。受ける人を決め、着く前に一報が入る形にしておけば、手を止める時間を短くできます。受ける人が動けない時間帯があるなら、その時間帯を外した時刻で頼みます。
足りない品目が複数あるとき、全部を至急にすると、置き場も荷下ろしの人手も同時に必要になります。急ぎで通すべき品目を絞ると、現場側の受け入れも楽になります。
並べ方の軸は、その品目が入らないと止まる工程がいつ来るかです。今日の午後に止まる工程に要る品目が最優先で、明日以降に使う品目は翌日の便で足ります。後ろの工程が繋がっているかどうかも見ます。1つの工程が止まると次の職種が入れない場面では、優先順位が上がります。
合わせて、価格の動きも見ておきます。国土交通省が毎月まとめている調査では、令和8年7月の時点でアスファルト合材、異形棒鋼、H形鋼、型枠用合板が「やや上昇」、他の資材は「横ばい」でした。需給動向は全ての調査対象資材において「均衡」、在庫状況は「普通」です。品物がないから急ぐという場面は少なく、急ぎで多めに頼んで余らせると、そのまま無駄になります。
出典:国土交通省『主要建設資材需給・価格動向調査(令和8年7月1〜5日現在)の結果』
数量が多い品目は、当日に使う分だけを先に入れ、残りを後の便へ回します。置き場が狭い現場では、分けて入れるほうが作業も進みます。分けて入れる頼み方は小ロットでの資材配送の頼み方、午後の時間帯に受け取る組み方は建材の午後配送の使い方で扱っています。
取り寄せになる品目や、加工が入る品目は、急かしても日数が縮みません。到着の見込みを聞いて日を決め、その日まで工程を組み替えます。急ぎの連絡を全部の品目に付けると、本当に急ぐ品目の扱いが埋もれますので、急ぐ品目と待つ品目を分けて伝えます。

現場が複数あると、急ぎ手配の連絡も同時に立ち上がります。現場ごとに別々の人が別々に連絡を入れると、同じ日に同じ方向へ何便も動く形になり、時刻の読みも立たなくなります。
複数の現場の手配を1人がまとめて出す形にすると、同じ品目の注文が重なっているかどうかがすぐに分かります。現場から上がってきた不足を1つの表に並べ、品名、規格、数量、納入先、着いてほしい時刻を書き込みます。表があれば、電話の内容も短くなります。
現場の担当が直接連絡する形をとる場合は、社内で共有する場所を決めておきます。誰がどの現場の何を頼んだかが見える形にしておけば、二重に発注する事態を避けられます。
近い方向にある現場が2か所あれば、1便で順に回れる場合があります。まとめる相談をするときは、どちらの現場が先に要るかを伝えます。時刻の優先が分かっていれば、回る順を組めます。逆に、両方を同じ時刻で頼むと、片方は後回しになります。
現場をまたいで資材を回す判断もあります。近い現場に同じ規格の余りがあれば、横持ちで済む場面があります。ただし、運ぶ人の手と車を現場から抜くことになりますので、その手間と、届けてもらう場合の時刻を並べて比べます。
現場が増えるほど、入れる車の大きさ、下ろせる位置、受け取れる時間帯を毎回説明する手間が増えます。現場ごとに条件を一覧にして残しておけば、手配のたびに同じ説明をせずに済みます。道幅、進入する側の道、電線や高さの制限、荷下ろしの手段、受ける人の連絡先の5項目を控えておくと、初めての品目でも段取りが早く決まります。
建材の手配は、着いてほしい時刻と品名・規格を添えてご相談ください
当社は本社と5つの営業所から、建築・土木資材と電動工具をお届けしています。
ご不明な点がございましたら、お電話でもお受けしております。082-232-1141(当社 本社)
手配の連絡が終わった時点で、現場側の準備が始まります。着いてから慌てると、せっかく詰めた時刻が現場側で崩れます。
下ろす位置を空け、通り道の資材を寄せます。人の手で下ろす荷なら、その時刻に手が空く人を決めます。機械を使う荷なら、機械と操作する人の時刻を合わせます。荷が着く時刻に合わせて他の作業を組み替えておくと、下ろす作業で手が止まりません。
急ぎで届いた荷は、下ろしてすぐ使う流れになりやすく、検品が飛びます。数と規格、外観の傷みだけは下ろす場で見ておきます。割れや寸法違いが後から出ると、また同じ逆算をやり直すことになります。届いた品物に問題があった場合の初動は資材トラブルの型ごとの対処にまとめています。
連絡した時刻、着いた時刻、下ろし終わった時刻を控えます。3つの時刻があれば、次に同じ現場で急ぎ手配が必要になったときの逆算が正確になります。現場が変わっても、荷下ろしにかかる時間の目安は積み上がります。

急ぎ手配は、通せば通せるものですが、毎回通すものではありません。回数を減らす手当ても並行して進めます。
取り寄せに日数がかかる品目は、使う日から逆算した締め切りを工程表へ書き込みます。急ぎ手配で埋められるのは、在庫から出せる品目に限られます。足りなくなる原因の側と、原因ごとの手立ては資材不足が起きる原因と事前の手立てで扱っています。
当日の手配は、口座をお持ちのお取引先様を対象としています。落ち着いている時期に取引を開いておくと、急ぐ日に支払いの条件から話を始めずに済みます。窓口となる担当、連絡がつく時間帯、代わりに受けてもらえる先も控えておきます。頼む先を選ぶときの見方は建材卸の見極め方で扱っています。
資材ではなく機材が止まった場合も、逆算の考え方は変わりません。いつの作業に間に合わせるかを決め、修理に出す判断と代わりの機材を入れる判断を同時に動かします。当社が納めた製品の修理をお受けしています。機種と状態をお知らせください。故障した日の動き方は電動工具の故障に当日対応する流れ、借りて使う場合の選び方は電動工具レンタルの選び方と手配にまとめています。
当社は広島市の本社に加えて福山、三次、呉、岡山、周南に営業所を置き、呉営業所には江田島分室を設けています。現場から近い拠点で在庫を押さえ、自社の配送トラックで現場へ向かう形をとっています。販売のほかにレンタルと修理も扱いますので、資材と機材の困りごとを一つの窓口で相談していただけます。
在庫や距離、現場の状況によりますが、午前中のご連絡で近隣エリアへは午後のお届けを目指します。時刻の見込みは、品目が在庫から出せるか、現場までの距離、当日の配送の組み方で変わりますので、着いてほしい時刻を添えてご連絡ください。その場で見込みをお答えします。
現物の刻印、梱包のラベル、納品書の控え、図面の記号のいずれかを写真で送ってください。加えて、その部材に現場で何をさせたいか、留め付ける相手の材質、屋外か屋内かを添えていただくと、同じ役目を果たす在庫品も併せてご提案できます。
下ろす位置と手段が決まっていれば対応できる場合がありますが、受け取る人がいるほうが行き違いを防げます。数と状態の確認をその場で終えられますし、下ろす位置の指示も直接いただけます。人が付けない時間帯がある場合は、事前に置き場と下ろし方を決めてご連絡ください。
現場の場所と、どちらを先に要るかを教えていただければ、回る順を組んで相談します。品目と数量、受け取れる時間帯を現場ごとに分けてお知らせください。同じ方向の現場であれば1便でまとめられる場合があります。配送そのものを頼む先を決める話は、建築資材の配送業者を即納の体制で選ぶ見方で扱っています。
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