広島県広島市の秋本産業株式会社では、建築資材・工具の卸販売、各メーカーの最新電動工具のレンタルをおこなっています

広島の資材不足に即納対応|現場を止めない解決策と業者の選び方

資材が足りなくなる場面は、たいてい同じ形で繰り返します。拾い出しで落ちた部材、後から入った設計変更、工程の入れ替えで急に要る部材、雨で止まった外の作業といった形です。原因の側を押さえておけば、足りなくなる回数そのものを減らせます。

本記事では、広島の建築・土木の現場で資材不足が生まれる原因を4つに分け、原因ごとに前もって効く手立てを整理します。加えて、現場の中で資材の在りかが分からなくなる5つ目の原因も扱います。

すでに足りない状況が起きている場合の初動、そして急ぎ手配の時刻の組み方は別の記事にまとめていますので、本記事は原因を潰す側に絞ります。

※本記事に記載している公的機関の公表値は執筆時点のものです。資材の在庫や納期の状況は日々変わりますので、実際の手配にあたっては最新の案内をご確認ください。

当社は広島の本社と5つの営業所から、建築・土木資材と電動工具をお届けしています。
お探しの品目やお困りごとがはっきりしている場合は、この先を読み進める前にご相談いただいて構いません。ご相談は法人・個人事業主のお客様を対象としております。082-232-1141(当社 本社)/お問い合わせフォーム

目次

資材不足を生むのは市場ではなく手前の段取り

秋本産業の倉庫内観。建築資材を品目ごとに棚と平置きで保管している

全国の資材事情を見ると、品物が市場から消えている状況ではありません。国土交通省が毎月まとめている調査では、生コンクリートや鋼材、木材など7資材13品目について、需給動向は全ての調査対象資材において「均衡」、在庫状況は「普通」でした。価格はアスファルト合材、異形棒鋼、H形鋼、型枠用合板が「やや上昇」で、他の資材は「横ばい」です。


出典:国土交通省『主要建設資材需給・価格動向調査(令和8年7月1〜5日現在)の結果』

つまり、現場が資材で困る場面の多くは、世の中の品薄ではなく、自分の現場の段取りの中で生まれています。拾い出しの精度、変更の伝わり方、工程の組み替え、天候の読みが分かれ目です。原因は現場の手前にありますので、手前で潰せます。

資材不足の原因と、前もって効く手立て
原因
起きやすい場面
前もって効く手立て
拾い出しの漏れ
図面から数量を拾うとき、副資材を別の担当が拾うとき
主材と副材を同じ紙に並べ、拾った人と拾った日を残す
設計変更
掘って初めて分かる地中の状況、施主の要望、検査の指摘
変更が及ぶ部材を一覧にし、発注済みの分と未発注の分を分ける
施工手順の入れ替え
職人の手配がつかないとき、工法を変えたとき
入れ替えを決めた場で、要る部材と要らなくなる部材を洗い出す
天候による工程の詰まり
梅雨や台風で外の作業が止まり、晴れた日に一斉に動くとき
雨で止まる工程と進む工程を分けて並べ、巻き返しの日の資材を先に押さえる
現場の中で在りかが分からない
階をまたいで資材を移したとき、複数の職種が同じ資材を使うとき
置き場を決めて数を見える形にし、持ち出しを記録する

すでに足りない状況が起きている場合は、事象の型ごとに初動が変わります。型別の対処は資材トラブルの型ごとの対処にまとめています。今日から明日にかけて手配を通す時刻の組み方は急ぎ手配の段取りと締め切りの逆算をご覧ください。

拾い出しの漏れが集中する端物と副資材

数量の拾い出しで落ちるのは、図面に大きく描かれた主材ではありません。図面に寸法が書かれていない部材、他の職種と境目にある部材、施工の都合で決まる部材が落ちます。

拾い出しから落ちやすい部材に共通する性質

図面に数が出ない部材

ビス、番線、アンカー、コーキング、テープ類が該当します。図面には現れず、施工のやり方で数が動くため、拾い出しの表から抜けます。

職種の境目にある部材

下地の補強材、貫通部の処理材、取り合いの見切り材が該当します。どちらが手配するのか曖昧なまま日が来て、両方が拾っていない状況になります。

切って使う部材

合板、ボード、長尺の管や鋼材が該当します。割付の取り方で端材の量が変わるため、図面上の面積や長さから拾った数では足りません。

対処は単純です。主材の拾い出し表に副材の欄を作り、同じ紙の上で管理します。別々の紙で管理すると、片方の更新が止まったときに気づけません。誰がいつ拾ったかも残しておくと、後で数が合わない場面の原因を追えます。

割付を確定させたうえで出す部材の数量

合板やボード、長尺材は、面積や長さを割り算した数では現場で足りません。どの向きで、どこから並べるかを決めると、端材の量と必要な枚数が変わります。割付を先に描いてから数を出すと、拾い直しの回数が減ります。長さの決まった材を切って使う場面では、切り代と、使えない長さになった端材の分も見ておきます。

数に幅を持たせる部材と持たせない部材の区分

単価が低く、置き場を取らず、他の現場でも使える消耗品は、多めに手元へ置いておくほうが工程は安定します。逆に、単価が高い部材、寸法が現場専用の部材、時間が経つと使えなくなる部材は、余らせると損が出ます。養生材や土のう袋のように置き場を取る資材は、置ける量から先に決めます。品目ごとの持ち方は養生資材の選び方と調達土のう袋をまとめて手配する方法で扱っています。

設計変更は影響範囲の洗い出しが発注の前提

掘ってみて出てきた地中の障害物、施主からの要望、検査での指摘など、設計変更そのものは避けられません。資材不足につながるのは、変更が決まった後の洗い出しが部分的に終わってしまう場面です。

設計変更が及ぶ部材を並べた一覧

寸法が変われば、取り付く金物の寸法も、留め付けるビスの長さも変わります。位置が変われば、下地の補強の入れ方が変わります。仕様が変われば、下に入る防水や断熱の材が変わります。変更の図面を見ながら、直接変わる部材と、連れて変わる部材を分けて書き出します。

書き出したら、発注済みの分と未発注の分に分けます。発注済みの分は、止められるのか、止められないのかを先に確かめます。すでに出荷が動いている部材を止めようとして時間を使うより、届く前提で置き場と使い道を決めたほうが早い場面もあります。

変更の伝わり方は1本の経路へ集約

口頭で聞いた変更が、拾い出しをする人まで届かないまま日が過ぎると、古い数量で発注が進みます。変更の連絡を受ける窓口を1人に決め、受けた内容を同じ場所へ書き残す形にします。図面の差し替えが後になる場合も、変更の要点と決めた日を先に残しておくと、発注の判断ができます。

変更に伴って急に要る部材が出た場合は、当日の手配で埋められる範囲を先に確かめます。在庫や距離、現場の状況によりますが、午前中のご連絡で近隣エリアへは午後のお届けを目指します。なお、当日の手配は口座をお持ちのお取引先様を対象としています。新規のお取引をお考えの場合も、口座開設からご相談を承ります。配送の仕組みと対応エリアの考え方は建材の即日配送の仕組みと対応エリアにまとめています。

施工手順の入れ替えに伴って変わる必要部材

職人の手配がつかない、天候で外の作業に入れない、機材が空かないなど、現場では手順を入れ替えて進める判断が日常的に起きます。手順が変われば要る部材も変わりますが、工程表の順番だけを直して資材の話が抜ける場面が多くあります。

工法を変えたときに入れ替わる部材の中身

接合の方法を変えれば、要る部材が入れ替わります。現場で溶接せずに機械的な接合へ切り替えるなら、ボルト、座金、接合金物が新たに要ります。型枠の組み方を変えれば、支保工の部材と締め付け金物の数が変わります。打設の順を変えれば、打ち継ぎの処理材が増えます。入れ替えを決めた打ち合わせの場で、要る部材と要らなくなる部材を同時に洗い出す習慣にしておくと、翌朝の手配で間に合います。

先行して手配する分と分けて入れる分の線引き

入れ替えが起きやすい現場では、全量をまとめて入れると置き場が塞がり、使わない部材を動かす作業が生まれます。当日から数日で使う分を入れ、残りは工程の確定に合わせて分けて入れる形が扱いやすくなります。分けて入れる頼み方は小ロットでの資材配送の頼み方で扱っています。

天候による工程の詰まりは降り方を踏まえた備え

秋本産業の倉庫内観。高天井の大型ラックで在庫を管理している

広島の降水量は季節でかなり違います。気象庁の平年値では、広島の月ごとの降水量は6月が226.5mm、7月が279.8mmで、1月の46.2mmや12月の54.0mmと比べて多くなります。統計の期間は1991年から2020年までの30年です。


出典:気象庁『広島(広島県)平年値(年・月ごとの値)』

降る量が多い時期は、外の作業が止まる日が増えます。止まった分は消えるわけではなく、晴れた日にまとめて動きます。同じ日に複数の工程が一斉に動けば、資材も同じ日に一斉に要ります。資材不足として現れる困りごとの一部は、天候で押し出された工程の重なりから生まれています。

雨で止まる工程と進む工程の並べ替え

工程表を天候で分けて見ておくと、雨の日に振り替える作業と、その作業に要る資材が先に分かります。屋内の下地、開口部の補強、器具の取り付け、片付けと搬入路の整備は雨でも進みます。振り替え先の作業に要る資材を手元へ置いておけば、雨の日に人が空く事態を減らせます。

濡れると使えない資材の置き方の決めごと

セメント系の材料、石膏系のボード、断熱材、木質の建材は、濡れると使えなくなります。降る前に屋内へ入れるのか、シートを掛けて地面から浮かせるのかを、荷が着く前に決めておきます。屋外に置く場合は、下に敷く材と、風でシートが外れない留め方まで含めて段取りします。降りやすい時期の養生の当て方は業務用ブルーシートの選び方で扱っています。

巻き返しに入る日を見込んだ資材の確保

雨が上がった日は、自分の現場だけでなく周りの現場も一斉に動きます。同じ資材の注文が重なりますので、晴れる見込みが立った時点で数量を伝えておくと、当日の朝に慌てずに済みます。生コンのように打設の日を押さえる資材は、天候で日が動く前提で相談の入れ方を決めておきます。打設の手配の考え方は生コンの手配を確かめる方法で扱っています。

設計変更や工程の入れ替えで急に要る資材のご相談を承ります

当社は本社と5つの営業所から、建築・土木資材と電動工具をお届けしています。
ご不明な点がございましたら、お電話でもお受けしております。082-232-1141(当社 本社)

現場で在りかが分からなくなる資材への対策

帳面の上では入っているのに現場では見つからない、という状況が5つ目の原因です。入れた資材が現場の中で追えなくなる場面です。追加を頼んだ後に元の分が出てくると、置き場が余った資材で埋まります。

置き場を決めて数量が見える形にする管理

品目ごとに置く位置を決め、束や箱の単位で並べます。半端物は元の山へ戻さず、半端物だけを集める位置を作ります。数を紙に書いて置き場へ貼り、持ち出した人が線を引く形にすれば、朝の時点で残数が読めます。階をまたいで移した分は、移した先を書き添えます。

共用する資材は受け渡しの記録を残す運用

番線、養生材、テープ類、コーキングのように複数の職種が使う資材は、減り方が読めません。誰がどれだけ持ち出したかを残す形にすると、残数の見込みが立ちます。逆に、職種ごとに分けて持たせたほうが管理が楽な資材もありますので、現場の規模で決めます。

事前に固める発注のタイミングと在庫の持ち方

秋本産業の倉庫。大開口のシャッターから配送車が出入りする

原因を潰す手立ては、最後に発注の段取りへ落ちます。誰が、いつまでに、どこへ頼むかを工程表の上に書いておけば、担当が変わっても回ります。

工程表に書き込む発注の締め切り

資材には、在庫から出せる品目と、取り寄せに日数がかかる品目があります。取り寄せの品目は、使う日から逆算した締め切りを工程表へ書き込みます。特殊な寸法の加工品、色を指定する建材、認定の絡む部材は、日数が読みにくいため、早い段階で見込みを確かめておきます。当日の配達で埋められる範囲は限られますので、当日の手配は最後の手段として残します。当日の流れは資材の当日配達の進め方にまとめています。

常に置く資材と都度頼む資材の仕分け

現場に常に置いておく資材を決めると、細かい不足で工程が止まる場面が減ります。目安は、使う頻度が高く、置き場を取らず、他の現場へも回せる品目です。都度頼む資材は、頼む先と締め切りを決めておきます。相談できる先が近くにあるかどうかで、置いておく量も変わります。頼む先の見方は建材卸の見極め方で扱っています。

当社は広島市の本社に加えて福山、三次、呉、岡山、周南に営業所を置き、呉営業所には江田島分室を設けています。現場から近い拠点で在庫を押さえ、自社の配送トラックで現場へ向かう形をとっています。販売のほかにレンタルと修理も扱いますので、資材と機材の困りごとを一つの窓口で相談していただけます。

資材不足の原因と備えに関するよくある質問

拾い出しの漏れを減らすには、どこから手を付ければよいですか

副資材の欄を主材の拾い出し表へ足すところから始めるのが早い手です。ビス、番線、アンカー、コーキング、テープ類のように図面に数が出ない品目を並べ、施工のやり方から数を出します。次に、他の職種との境目にある部材について、どちらが手配するかを決めます。

設計変更が多い現場では、どう備えればよいですか

変更の連絡を受ける窓口を1人に決め、受けた内容を同じ場所へ残す形にします。加えて、まとめて入れる量を抑え、工程の確定に合わせて分けて入れると、変更で使えなくなる資材を減らせます。取り寄せに日数がかかる品目だけは、変更の見込みが立った時点で早めに相談しておきます。

雨で工程がずれたときの資材はどう扱えばよいですか

濡れると使えない資材を先に屋内へ移し、屋外に残す分はシートと敷材で手当てします。振り替えて進める屋内の作業に要る資材を確かめ、足りない分だけを頼みます。晴れる見込みが立った時点で巻き返しの日の数量を伝えておくと、注文が重なる日でも段取りが立ちます。

備えていても足りなくなった場合は、当日でも届きますか

在庫や距離、現場の状況によりますが、午前中のご連絡で近隣エリアへは午後のお届けを目指します。なお、当日の手配は口座をお持ちのお取引先様を対象としています。品名と規格、数量、納入先と受け取れる時刻をまとめてお知らせいただくと、その場で見込みをお答えできます。起きてしまった不足への初動は資材トラブルの型ごとの対処をご覧ください。

機材のレンタル・販売に関するご相談はこちら

当社は本社と5つの営業所から、建築・土木資材と電動工具をお届けしています。
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