広島県広島市の秋本産業株式会社では、建築資材・工具の卸販売、各メーカーの最新電動工具のレンタルをおこなっています

電動工具の卸取引と掛け売りの仕組み|初回取引で確認される項目と準備

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工具や資材を卸から引くとき、その場でお金を払うのか、月末にまとめて精算するのかで、現場の動きやすさがまるで変わります。この月ごとにまとめる形を、現場では掛け売りと呼んでいます。

結論から書くと、掛け売りは初回の取引からいきなり使えるものではなく、取引を重ねた先に開いていく形です。理由は、品物を先に渡して代金を後で受け取る取り決めだからです。渡す側は、その間の代金を立てておくことになります。だから相手の商いの中身を知る時間が要ります。たとえば毎月同じ品を同じくらい引いてくれる先であれば、月々の金額が読めます。読める相手には条件を広げやすくなります。ここを理解しておくと、初回に断られても話の運び方が見えてきます。

※本記事は執筆時点の一般的な取引の進め方をもとに整理しています。取引の条件や支払いの形は会社ごと、また時期や取引の状況によって変わりますので、実際の可否は個別にお問い合わせください。

当社はマキタの代理店です。広島の本社と5つの営業所から、電動工具と建築・土木資材をお届けしています。
お探しの品目やお困りごとがはっきりしている場合は、この先を読み進める前にご相談いただいて構いません。ご相談は法人・個人事業主のお客様を対象としております。082-232-1141(当社 本社)/お問い合わせフォーム

掛け売りとその場払いの違い

言葉の意味を先にそろえておきます。どちらが良いという話ではなく、向いている場面が違うだけです。

支払いの形ごとの動き方

支払いの形
現場での動き
向いている場面
その場払い
取りに行った人がその場で精算する
単発の手配、初めての取引
月ごとの精算
受け取りだけして、締め後の請求で払う
毎週のように引く品がある継続の取引
現場ごとの精算
案件単位でまとめて締める
工期がはっきりしている請負の仕事

現場の側から見て月ごとの精算が軽いのは、取りに行くたびに現金を持たせる必要がなくなるためです。急いで走った職人が、財布の中身を気にしながら品を絞る、という場面がなくなります。逆に取引を始めたばかりの段階では、その場払いのほうが話が早く進みます。条件の相談を待たずに品を引けるからです。

初回の相談で確かめられる項目

月ごとの精算を相談すると、いくつかの点を聞かれます。事前に情報をおまとめいただくと、お手続きが早く進みます。

どんな仕事をしているか

扱う品を決めるうえでも、いちばん先に聞かれるところです。造作が多いのか解体が多いのか、内装か外構かで、必要な工具も刃物も変わります。仕事の内容が分かると、こちらが挙げていない品まで含めて提案が返ってきます。

業種ごとにどんな機械が動くかはマキタの工具は「どんなとき」に役立つ?業種・シチュエーション別の選定基準と活用法で整理しています。自分の仕事に近い項目を挙げておくと、話が具体的になります。

月にどれくらい動くか

正確な数字までは要りません。月に数万円の規模なのか、数十万円なのかという桁が分かれば、相手の側で組み方が決まります。おおよその規模をご共有いただくことで、お客様に合わせたお取引条件をご提案しやすくなります。

季節で波がある仕事であれば、その波も伝えておきます。草刈りのように春から夏に集中する仕事なら、その時期だけ量が跳ねることを先に言っておくほうが、後で驚かせません。

会社の基本の情報

商号、所在地、代表者、いつから商いをしているか、といった項目です。法人であれば登記の内容、個人であれば開業の届けの控えを求められる場面もあります。用意しておけば、その日のうちに話が進みます。

請求書を送る先と、支払いを担当する方の連絡先も同時に決めておきます。ここが曖昧だと、初回の請求で行き違いが起きます。

締め日と支払いの期日

月末で締めるのか、20日で締めるのかで、請求が届く時期が変わります。自社が元請から入金を受ける時期と並べて、無理のない期日を決めます。ここを勢いで決めると、毎月の資金の出入りが窮屈になります。

国は、下請の代金の支払いについて現金による支払いを基本とする方向で周知を進めています。手形の扱いも含めて条件は見直しが進んでいる部分ですので、古い慣習をそのまま前提にしないほうが安全です。


出典:国土交通省『下請契約における代金支払の適正化等について』

お仕事の内容と月のおおよその量をお聞かせいただければ、どのような形なら始められるかをお答えします

当社はマキタの代理店として、本社と5つの営業所から電動工具と建築・土木資材をお届けしています。
ご不明な点がございましたら、お電話でもお受けしております。082-232-1141(当社 本社)

初回から条件が広がらないときの進め方

最初の相談で月ごとの精算にならなかったとしても、取引そのものが断られたわけではありません。順を追って開いていく形が一般的です。

その場払いで実績を作る

まずは現金でのやりとりから始め、数か月ぶんの動きを作ります。毎月どれくらい引いているかが記録として残れば、条件を相談する材料がそろいます。金額の大きさより、継続してお取引いただいている実績が重要になります。

この期間に、当社としてもお客様がどのような品を必要とされているか傾向を把握できます。電話が通りやすいか、頼んだ品が取り違えなく届くか、納品書が分かりやすいかを見ていきます。条件が良くても、この日々のやりとりが噛み合わないと続きません。

品目を絞って始める

全品目をいきなり任せるのではなく、消耗品だけ、あるいは特定の現場だけを回す形から入ります。量が小さいうちは条件の相談も軽く済みますし、こちらも試しながら進められます。

既存の仕入れ先も、この段階では残しておきます。片方が欠品したときに動ける先が二つあるのは、それ自体が備えになります。

紹介をたどる

同じ地域で仕事をしている元請や同業から紹介をもらうと、話が早くなる場面があります。相手の側から見て、仕事の中身が推し量れるためです。飛び込みで問い合わせるより、ご紹介を通じてご連絡いただくと、ご案内がよりスムーズに進む傾向があります。

取引の条件そのものについては、国も相談の窓口や考え方をまとめて公開しています。自社が発注する側に立つ場面もありますので、一度目を通しておくと役に立ちます。


出典:中小企業庁『取引適正化、価格交渉・価格転嫁、官公需対策』

秋本産業の事務所。受注と在庫の確認をしている

取引の形が現場の動きに与える差

支払いの取り決めは経理の話に見えますが、実際に差が出るのは現場です。ここを具体的に見ておくと、条件を相談する動機がはっきりします。

取りに走る回数と時間

その場払いだと、取りに行く人に現金を持たせるか、立て替えてもらって後で精算することになります。立て替えが続くと、職人の側に負担が残ります。金額の大きい品を頼むときに、いちいち事務所へ確認を入れることにもなります。

月ごとの精算に移ると、この確認が消えます。必要な品を必要な数だけ受け取って現場に戻れるようになり、往復の時間が短くなります。1回あたり数分の差でも、月に何十回と走る仕事では積み上がります。

急ぎの手配そのものをどう組むかは、広島の現場配送で資材を即日調達!午後届けで工事を止めない解決策で扱っています。届けてもらう形にすれば、走る回数そのものを減らせます。

品を絞ってしまう場面が消える

手持ちの現金で足りる範囲に品を絞ると、本来もう1枚欲しかった刃物を我慢することになります。翌日また走るか、切れかけた刃で作業を続けるかのどちらかです。どちらも、仕上がりか時間のどちらかを削ります。

刃物や砥石は、作業の質にそのまま出ます。マキタも、付属品が作業の質と効率に大きく影響すると案内しています。ここを我慢する形にしないほうが、結果として現場は早く進みます。

原価の集計が早くなる

月ごとの請求にまとまると、その月に資材と工具でいくら使ったかが一枚で分かります。領収書を集めて突き合わせる作業がなくなり、案件ごとの利益を見るのも早くなります。現場名を注文の時点で添えておけば、案件別の集計まで先方の伝票で追えます。

工具を買うかレンタルで済ませるかという判断も、この集計があると付けやすくなります。年に何回しか使っていない機械が見えてくるためです。判断の材料は広島で工具をリースする利点とレンタルとの違い・手配のコツにまとめています。

元請の入金と支払いのずれを埋める

請負の仕事では、材を先に仕入れて工事を進め、完成してから代金が入る形になります。この間の資材代を自社で立てておくことになるため、支払いの期日が早いほど手元の資金が窮屈になります。締め日と支払いの期日を元請からの入金の時期に近づけておくと、この窮屈さが軽くなります。

工期の長い現場を持っているなら、着工前に一度この並びを確かめておくところです。月々の資材代がどれくらい積み上がるかを見込んでおけば、途中で資金が詰まる場面を避けられます。中小企業庁も、取引の条件や価格の交渉について考え方をまとめて公開していますので、相談の材料として使えます。


出典:中小企業庁『取引適正化、価格交渉・価格転嫁、官公需対策』

条件が決まったあとに詰めておくこと

誰が引き取れるかを決めておく

月ごとの精算にすると、現場の職人が品だけ受け取って帰る形になります。このとき、誰が引き取ってよいのかを決めておかないと、身元の分からない方に品を渡すことになります。会社名を告げれば渡してよいのか、名前まで登録しておくのかを先に取り決めます。

人の出入りが多い会社では、この取り決めが後で効いてきます。受領のサインを誰が書いたかが残る形にしておくと、数量の食い違いが起きたときにたどれます。

現場ごとに分けて記録するか

請求を会社まとめで受けるか、現場ごとに分けて受けるかで、原価の見え方が変わります。案件ごとの利益を追いたいのであれば、注文の時点で現場名を添える形にしておきます。あとから伝票を分けるのは手間がかかります。

この分け方は、資材をまとめて頼む場面でも同じように効いてきます。資材側の考え方は建築資材の仕入れ先を選ぶときの基準で扱っています。

工具の修理をどう回すか

取引が始まったら、機械が壊れたときの流れも決めておきます。持ち込む先が同じであれば、購入の記録が残っているので話が早く進みます。修理代の精算も同じ請求にまとめられます。

預けているあいだ現場を止めないための手も、あわせて考えておきます。代わりの機械を借りるか、予備を持つかは、その機械が止まったときの痛みの大きさで決めます。判断の材料は広島で電動工具の故障に当日対応!現場を止めない修理とレンタル広島で工具をレンタルする利点と現場を止めない手配のコツにまとめています。

秋本産業のクレーン付き配送車。長尺の資材を積んで市街地を走る

よくいただくご質問

開業したばかりでも取引を始められますか

取引の条件は状況によって変わりますので、一律の答えはお出しできません。お仕事の内容と、扱いたい品目をお知らせいただければ、どのような形なら始められるかをお答えします。まずはその場での精算から入っていただく場合もあります。

個人事業でも相談できますか

ご相談いただけます。法人か個人かだけで決まるものではなく、扱う品目と量、お仕事の内容を含めて判断しています。開業の届けの控えなど、手元にある書類をお持ちいただくと話が早く進みます。

初回はその場払いでも、あとから月ごとの精算に変えられますか

取引の状況によって変わりますので、その時点であらためてご相談ください。数か月の動きが記録として残っていると、条件の相談がしやすくなります。毎月の量がどれくらいで落ち着いてきたか、支払いが期日どおりに済んでいるかを見たうえで、あらためて形を決めていきます。

工具と資材を同じ請求にまとめられますか

当社は建築・土木資材と電動工具の両方を扱っており、まとめてお受けできる範囲があります。必要な品を並べてお知らせいただければ、一本にできるところと別になるところを分けてお答えします。仮設資材や住設商品まで含めて動かせる場面もありますので、いま複数の先に分けて頼んでいる品があれば、それも並べてお知らせください。

価格はどこで確認できますか

品目や数量、時期によって変わりますので、Web上では掲載しておりません。お問い合わせいただければ、条件をうかがったうえでお見積りをお出しします。

お仕事の内容と扱いたい品目をお聞かせください。始められる形からご相談に応じます

当社はマキタの代理店として、本社と5つの営業所から電動工具と建築・土木資材をお届けしています。
ご不明な点がございましたら、お電話でもお受けしております。082-232-1141(当社 本社)

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