
「最近、見積もりの金額が毎回違う気がする」
「いつもの材料が入ってこなくて、現場が止まりかけた」
広島で現場を預かる皆様、このようなお悩みはありませんか?
2026年現在、木材価格はかつてのような「安さ」だけで語れる状況ではありません。ウッドショック以降、価格の基準は完全に変わり、そこに物流コストの上昇や人手不足といった新たな波が押し寄せています。
この記事では、広島県内の最新の木材相場を読み解き、なぜ価格が高止まりしているのか、そしてどうすれば「適正価格」で「安定的」に資材を確保できるのかについて、私たち秋本産業が持つ現場のデータと公的な統計をもとに解説します。
「高い」と感じる見積もりが実は適正だったり、逆に「安い」見積もりに危険な落とし穴があったりします。現場の利益と工期を守るために、ぜひ最後までお読みください。
※本記事における市場分析は、2026年2月時点の入手可能なデータに基づいています。相場は常に変動するため、最新の価格については直接お問い合わせください。
目次
現場で肌感覚として感じていらっしゃる通り、木材価格は簡単には下がりません。「以前の水準に戻るのを待とう」と考えていると、かえって調達のタイミングを逃す恐れがあります。まずは、なぜ価格が動いているのか、その根本的な理由を見ていきましょう。
「木材が高いのは原油高のせいだけ」と思っていませんか? 実は、もっと根深い構造的な変化が起きています。
日本銀行が発表した2025年12月のデータによると、「木材・木製品」の価格指数は2020年を100とした場合、 137.4 を記録しました。これは 前年同月比で約4%近く上昇 している数字であり、ウッドショック前の水準と比較すると依然として3割以上高い状態が定着しています。
化学製品などが少し落ち着きを見せる中で、木材製品だけが高い水準を維持しているのは、単なる一時的なブームではありません。エネルギーコストの上昇に加え、製品を運ぶための物流費、そして加工にかかる人件費が積み重なっているからです。広島の現場に届く木材の価格には、世界的なインフレの波と、国内の構造的なコスト増がそのまま反映されているのです。
すべての木材が一律に値上がりしているわけではありません。過去数年のトレンドを正しく理解することで、コストを抑えるヒントが見えてきます。
2024年の段階で住宅着工数の減少などを受け、価格上昇に一服感が見られました。現在も一般的な構造材は比較的入手しやすい状況が続いています。
耐久性が見直され、価格は底を打って回復傾向に転じました。2026年現在は、この回復基調に加え、運送費の上乗せにより強含みで推移しています。
しかし、注意しなければならないのが「供給のショック」です。過去には近隣県での合板工場火災などの影響により、サプライチェーンが寸断され、市場価格が乱高下する事態も起きました。
「需要が減っているのに、モノがない」という現象は、今後も突発的に起こり得ます。だからこそ、2024年時点からのトレンドの変化を注視し、国産材と輸入材、あるいは樹種ごとの価格差を細かく見て、その時々で最適な材を選ぶ「目利き」が、現場の利益確保には欠かせません。
出典)スギとマツの立木価格は下落が続く、ヒノキは若干持ち直し 2024年3月末調査
「この見積もり、高すぎないか? あるいは安すぎて怖い」
その感覚を確かな判断に変えるためには、価格の中身(内訳)を知る必要があります。木材の値段は、木の代金だけではありません。
皆様の手元に届く木材の価格、その内訳をご存じでしょうか。実は、山に生えている「木そのものの値段」は、全体の2〜3割程度にすぎません。残りの大半は、以下の3つのコストです。
現場に届く木材価格のコスト構成イメージ
例えば、スギの柱材(KD)の見積もりが、市場相場よりも極端に安い場合を想像してみてください。原木代や運賃はどこも同じようにかかります。そうなると、削れるのは「乾燥」の手間か、「選別」の基準しかありません。
理由:後から「小運搬費」を追加請求されるか、軒先渡しでドライバーが荷下ろししない可能性があります。
理由:未乾燥材(グリーン材)が混入している恐れがあり、施工後の「反り」「割れ」の原因になります。
理由:在庫を持たず、受注後に探し回るブローカー的な動きをしている可能性があり、工期遅延に直結します。
相場(例えば㎥あたり約60,000円前後など※時期による)を大きく下回る見積もりには、こうした「見えないリスク」が潜んでいる可能性が高いのです。
「足りない分をホームセンターで買ってきた」という経験は、どの現場監督さんにもあると思います。緊急時は便利ですが、メインの調達先として比べると、単価と品質には明確な違いがあります。
ホームセンターは一般のお客様向けに販売するため、小口配送や店舗維持のコストが価格に上乗せされています。また、DIY向けの商品は、プロが求める強度や含水率の基準とは異なる場合があります。
一方、私たちのような建材商社(プロ用卸売)は、現場で使うことを前提に「品質管理された材」を扱っています。特に構造に関わる木材は、反りや割れがクレームに直結します。「目先の安さ」で選んだ材が、後から手直し工事の原因になっては元も子もありません。
商社の価格には、こうした「品質への責任」と「現場までの物流機能」が含まれているとお考えください。
では、広島という土地柄において、どのような業者を選べば現場を止めずに済むのでしょうか。
ポイントは「値段」だけでなく、「対応力」を見ることにあります。
広島県は平地が少なく、狭い道や坂道の現場が多いのが特徴です。
どれだけ安くても、大型トラックしか持っていない業者では、現場の近くまで入れず、手運びの手間が増えてしまいます。また、全国チェーンの大手は在庫を中央に集約していることが多く、地方の現場への「今すぐ」の対応が難しいケースがあります。
広島の現場で本当に頼りになるのは、 小回りの利くトラック(2t〜4t車)を自社で持ち、地元に在庫を置いている業者 です。
「夕方までに柱が3本足りない」といった緊急事態に、自社の倉庫からサッと積み込んで走れる機動力。これこそが、工期を守るための最大の保険になります。
木材の単価だけで比較していませんか?
「材木店に取りに行く時間」「現場での加工の手間」「ゴミ処理の費用」。これらも見えないコストです。
こうした「付帯サービス」が充実している業者を選べば、木材の単価が多少高くても、現場全体の総コスト(トータルコスト)は下がります。私たち秋本産業は、単にモノを売るのではなく、皆様の「現場の困りごと」を解決することで、結果的に利益を残すお手伝いをしたいと考えています。
「今の見積もり、高くない?」と思ったら。
秋本産業では、無料の相場診断・セカンドオピニオンを実施しています。適正価格での安定調達が可能か、プロの目で診断します。
私たち秋本産業は、広島の地で明治28年から商いを続けています。
長年培ってきた「調達力」と「配送網」で、今の厳しい市況の中でも、現場の皆様を強力にバックアップします。
私たちは、日清戦争が終わった年(1895年)に生まれました。それから130年、原爆投下や数々の経済危機、そして近年のウッドショックを乗り越え、広島のまちづくりを支え続けてきました。
長い歴史の中で築き上げたメーカーや市場との太いパイプこそが、私たちの強みです。他社で「モノがない」と断られた場合でも、私たちなら独自のルートで確保できることがあります。
「秋本に聞けばなんとかなる」。そう言っていただけるよう、豊富な在庫とプロ用の商材を取り揃え、皆様からのご連絡をお待ちしています。
「午前中に電話をもらえれば、近隣なら午後には届ける」。
これは私たちの配送スタッフの合言葉です(※在庫状況や距離によりますが、全力で対応します)。
40台以上の自社トラックを保有し、広島市内はもちろん、福山、呉、東広島、そして岩国や岡山方面までカバーするネットワークを持っています。営業マン自身が配送も行うため、現場の状況をその目で見て、「次は何が必要か」を先回りしてご提案することも可能です。
配送業者任せにしない、顔の見えるお付き合いで、大切な資材を確実にお届けします。
まずは、お探しの資材や現場のお悩みについて、お気軽にお声がけください。