広島県広島市の秋本産業株式会社では、建築資材・工具の卸販売、各メーカーの最新電動工具のレンタルをおこなっています

建設現場や農業用の機械の整備において、マキタの電動インパクトレンチの選び方とおすすめの機種を知り、トラブルが起きたときの対処法を理解しておくことは大切です。作業に合わない道具を選んだり、突然故障したりすると、全体の作業の遅れにつながるためです。
足場を組む作業や鉄骨をつなぐ作業、またはトラクターの整備など、それぞれの作業に合った締め付ける力を持つ機種を選ばないと、ボルトが壊れる原因になります。目的別の選び方と、故障したときの適切な対応方法を理解し、現場の作業をスムーズに進めるためにお役立てください。
免責事項:この記事に記載されている性能や寿命などのデータは一般的な目安であり、使う環境や条件によって変わります。
目次
充電式の電動インパクトレンチの中で、マキタ製品は厳しい環境の建設現場や農業の現場で広く使われています。水やほこりを防ぐ独自の設計と、いろいろな道具で使い回せるバッテリーの仕組みが選ばれる理由です。過酷な工事現場でのほこりや雨による故障を防ぐため、マキタ製品にはAPTという保護技術が使われています。水やほこりの侵入を抑え、厳しい環境でも機械への影響を少なくする工夫された構造です。

出典)株式会社マキタ『充電式インパクトレンチ TW010G』
設計の基準は、世界的な保護基準であるIP56に合わせて作られています。固形物の侵入を防ぎ、あらゆる方向からの強い水しぶきによる影響を受けないという特徴があります。ただし、水やほこりを完全に防ぐことを保証するものではなく、一切の故障を防ぐわけではありません。マキタの充電式工具は、同じバッテリーを多くの道具で使い回せるようになっています。道具にかかる費用を節約し、現場で充電する場所をまとめるのに役立ちます。
40Vmaxシステムは、インパクトレンチのほか、充電式ドライバやハンマドリルなど、強い力を必要とする道具の間で使い回すことができます。18Vバッテリーのシリーズは広く普及しており、インパクトドライバーから農家でよく使われる草刈機まで、390種類以上の道具に共通して電気を供給できます。
違う作業をする場合でも、バッテリーと充電器を共通にすることで、予備のバッテリーの数を減らして効率よく作業ができます。
ボルトを締めたりナットを外したりする作業の質を保つためには、材料の規格や強度に合った締め付けトルクの管理が必要です。ボルトを締めるときの適切な力は、ボルトが元の形に戻せる限界の範囲内に収まるように計算します。実際の締め付ける力は、ねじの部分や接する面の摩擦の大きさによって大きく変わる性質があります。摩擦の大きさは、ボルトの材質や表面のざらつき、メッキの加工などによって変わり、通常は0.15から0.25の範囲になります。管理の基準を統一するため、締め付ける力にはT系列という公的な規格が定められています。力が小さすぎると緩んで外れてしまい、大きすぎるとねじ自体が壊れる原因になります。

トラクターなどの農業機械は、激しく振動する動く部品が多くあります。締めすぎや締め不足による機械の故障を防ぐため、それぞれのサイズや強度に応じた正確な力の数値で管理する必要があります。土木や建築の現場で重要な接合部分に使われる高力ボルトの締め付けは、日本建築学会によるJASS6などの基準に基づいて厳しく管理されます。本締めをする前に、ボルトの間にできる隙間やゆがみを取り除いて密着させるため、決められた数値で一次締めを行います。呼び径M16からM22などに応じて、おおむね100 N・mから150 N・m前後の力の数値を基準として締め付けを行います。
作業の前にはボルトを締める機械の目盛りを合わせ、基準となる力を設定します。作業の後はダイヤル形のトルクレンチを使い、設定した平均の力に対して上下10%の範囲に収まっていることを検査します。
TW001Gは、1,350 N・mの締める力と2,050 N・mの緩める力を持っています。M27までの大きな高力ボルトの接合や、サビのついたナットの取り外しなど、強い力を必要とする作業に向いている機種です。TW700Dは、600 N・mの締める力を持つ中間のクラスの製品です。足場や鉄骨をつなぐ作業、工場の設備など、様々な現場の求めに柔軟に対応します。
TW300Dは、全体の長さが144mmと小さく、狭い場所でも使いやすい設計です。適切な力として300 N・mを持ち、仮組みの工事や、農業機械のネジの締めすぎを抑えた日常の整備に対応する仕様です。農機具メーカーのつながりを気にせず、作業に合った道具を導入するという選択肢もあります。農業機械の整備に関する課題を解決する1つの選択肢として、当社ではそれぞれの状況に応じた機材の提案を行っています。
充電式の電動工具を安全に長く使うためには、バッテリーの管理と、内部の部品がすり減るのを抑える適切な手入れが必要です。電動工具に使われるリチウムイオン二次電池は高いエネルギーを含んでおり、間違った管理をすると本体の劣化や火災事故に直接つながる恐れがあります。リチウムイオン電池は熱に弱く、温度の高い環境に置かれると内部で異常な熱を出す反応が進み、発熱や発火を引き起こす傾向があります。真夏の車の中や、直射日光の当たる場所への放置は避ける必要があります。落とすなどの強い衝撃や過度な圧力は、内部の回路がショートして発火する危険性を高める原因です。
正規のメーカーの安全装置がついていない非純正のバッテリーは、充電しているときや強い力がかかったときに異常な発熱を引き起こす事例が報告されています。非純正品の発火は深刻な火災の原因として公的な機関からも警告されており、メーカーによる製品の保証の対象外です。独立行政法人製品評価技術基盤機構などの公表資料でも、リチウムイオンバッテリーによる発火事故が多く起きており、適切な管理が大切です。
長く使うためには、先端の角ドライブ部分の掃除やゴミの排除、動く部分がすり減るのを防ぐ手入れが必要です。日本電機工業会などの基準によれば、一般的なリチウムイオン二次電池の寿命は、通常の使い方でおおむね5年から10年程度とされています。強い打撃を加えたり、頻繁に充電と放電を繰り返したりする電動工具用の電池は、標準よりも早く寿命を迎える傾向があります。
買い替え・寿命を判断する主な目安
買い替えを判断する目安として、動く時間が短くなることが挙げられます。フル充電をしても、決められた作業量に達する前に極端に短い時間で電圧が下がり、保護回路が働く場合は寿命のサインです。
充電しているときや使うときにバッテリー本体が異常に熱くなる場合も、同じような判断の基準になります。
本体のケースやギアの内部から異音や異常な振動が起き、打撃の力が落ちている場合は、内部の部品がすり減っていると考えられます。
メーカーに修理を頼んだ際の見積もりの金額が高くなる場合は、新品へ買い換えるという選択肢もあります。
工事現場や農業の現場において、電動工具の故障によって機械が止まることは、全体の作業の進み具合に影響を与えます。広島県内の建設業界は、人手不足や建築資材などの価格が上がっていることに加え、残業時間の上限が規制されたことにより、生産体制を維持することが厳しい状況にあります。
広島県は働き手を確保することを目的に、適切な労務管理や不当な安売りを防ぐ取り組みを進めるとともに、デジタル技術を活用した工事を推進しています。また、県内に本店を持つ中小の建設事業者に対し、働く環境の改善につながる物品の購入費用などを助成する制度を実施し、現場の安全性と快適性を支援する取り組みが行われています。現場で機械が動く時間を増やし、作業の遅れを防ぐことは、県下の事業者にとって優先すべき課題です。一般的な電動工具の修理の手続きは、購入した店舗やメーカーのサービスセンターへ持ち込むのが標準的な流れです。持ち込まれた故障した機械について、状態の確認からメーカーの修理部門への取り次ぎ、見積もり書の提示を経て修理に進みます。
修理の手続きには、メーカーなどの標準的な基準において数週間程度の期間が必要になる場合があります。進んでいる現場の作業をすぐに再開することは事実上難しい状況が起こります。
機材のトラブルを解決する1つの選択肢として、当社では歴史に基づく機動力のある自社の配送網を整備しています。午前中に連絡をいただければ、広島市内などの近隣エリアへ午後に届けることを目指し対応しています。※在庫や距離、現場の状況によって変わります。
即納対応のご相談にも乗れる体制を整え、プロ品質の機材を適正な価格で提供しています。
事前の契約によって関係を築いておくことが、トラブルが起きたときの素早いサポートに役立ちます。
インパクトドライバーとインパクトレンチは、作業の対象や本体の構造の強さ、締め付ける力が異なります。インパクトドライバーはねじを締めたり緩めたりすることを目的に設計されています。インパクトレンチはボルトやナットの取り付けや取り外し、締めたり緩めたりすることに特化した設計を持っています。先端の部品を取り付ける部分の規格も異なります。
インパクトドライバーの先端部分は6.35mmの六角形の軸を差し込む形状です。インパクトレンチはソケットを取り付けるための四角い金属の突起である角ドライブを持っています。打撃の仕組みと締め付ける力についても違いがあります。ドライバーの最大の締め付けトルクは一般に20から180 N・m以下です。インパクトレンチはねじれる力に耐えられる分厚い構造の角ドライブと打撃ハンマーを持ち、最大で300から1,350 N・mに達する強い回転力をボルトに与えます。
マキタ製品の修理は、購入した販売店か、全国にあるマキタの直営営業所やサービスセンターに持ち込むのが基本です。他の店舗で購入された製品を、取引関係のない業者に持ち込んで修理を頼もうとする場合、修理の受け入れが難しいケースが一般的に発生しています。修理が必要となった場合は、購入した店舗へ持っていきメーカーの見積もりを取るか、最寄りのマキタ正規営業所へ持ち込むのが確実な対応方法です。
修理先を確保するという課題を解決する1つの選択肢として、すでに取引口座を開設いただいている法人のお客様に限り、当社では他の店舗で購入されたマキタ製品の修理にも対応しています。プロの技術による整備を受け付けることで、現場の進行を支援し、建築資材や土木資材の円滑な運用に役立ちます。
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