広島県広島市の秋本産業株式会社では、建築資材・工具の卸販売、各メーカーの最新電動工具のレンタルをおこなっています

※本記事は鉄筋資材の規格と現場での取り扱いについて一般的な考え方を示すものです。実際の材料の選定と施工にあたっては、各現場の設計図書と最新の法令、規格をご確認ください。
当社は広島の本社と5つの営業所から、建築・土木資材と電動工具をお届けしています。
お探しの品目やお困りごとがはっきりしている場合は、この先を読み進める前にご相談いただいて構いません。ご相談は法人・個人事業主のお客様を対象としております。082-232-1141(当社 本社)/お問い合わせフォーム
鉄筋の注文は、太さと本数を伝えるだけでは通りません。規格、記号、呼び名、長さ、そして定尺のまま受けるか曲げ加工まで済ませて受けるかという5つを、まとめて伝えます。
しかも鉄筋は、届いてから使うまでに手が加わる材料です。切って、曲げて、組んで、結んで、かぶりを確保して、ようやくコンクリートに埋まります。途中の一つが図面と違えば、配筋検査で止まります。
継手の重ね長さも、定着の長さも、かぶり厚さも、建築基準法施行令に下限が書かれています。現場の感覚で決める数字ではありません。
この記事では、記号と呼び名の読み方、定尺と加工品の分かれ目、継手と定着の考え方、かぶり厚さ、結束線とスペーサーといった副資材、そして現場での保管と錆までを、手配する順に整理します。当日の届け方そのものについては広島で建材を即日配送するときの機動力と対応エリアにまとめていますので、あわせてご覧ください。
目次
図面に「D16 SD345」と書いてあるとき、前半が太さ、後半が材質の区分です。どちらが欠けても手配は決まりません。まず記号の読み方から押さえます。
日本鉄鋼連盟の資料では、土木に用いられる標準的な鋼材のうち棒鋼の規格としてJIS G 3112 鉄筋コンクリート用棒鋼が挙げられ、その鋼材記号としてSR235、SD295A、SD295B、SD345が示されています。頭のSRが丸鋼、SDが異形棒鋼です。
丸鋼と異形棒鋼の違いは、法令の側から読むと役割がはっきりします。建築基準法施行令は、鉄筋の末端はかぎ状に折り曲げてコンクリートから抜け出ないように定着しなければならないと定めたうえで、柱およびはりの出すみ部分と煙突を除く部分に使う異形鉄筋については、末端を折り曲げないことができるとしています。表面の凹凸で抜けにくくなっている分、扱いが分かれるわけです。
記号に続く数字は強度の区分を示します。図面が指定している記号を、現場の判断で別の記号に振り替えないでください。手配の電話では、図面に書かれた表記をそのまま読み上げていただくのが間違いのない進め方です。
異形棒鋼の太さは、Dに数字を付けた呼び名で表します。日本鉄鋼連盟が公表している普通鋼鋼材の受注寸法表では、異形棒鋼の呼び名としてD6、D10、D13、D16、D19、D22、D25、D29、D32、D35、D38、D41、D51が並び、メーカーごとに受注できる範囲が示されています。さらにD4とD5、D57、D70、D76を製造できるメーカーもあります。
呼び名がすべてのメーカーで揃っているわけではない点は、手配の実務に効いてきます。細い側と太い側は扱えるメーカーが限られます。特殊な呼び名が図面に出てきたら、在庫の確認に時間がかかる前提で早めにお声がけください。
同じ棒鋼でも、規格が変われば記号も変わります。日本鉄鋼連盟の資料では、JIS G 3117 鉄筋コンクリート用再生棒鋼の記号としてSRR235、SRR295、SDR235が、JIS G 3109 PC棒鋼の記号としてSBPR785/1030、SBPR930/1080、SBPR930/1180が挙げられています。
結束に使う細い鉄線も規格があり、同じ資料ではJIS G 3532 鉄線の記号としてSWMが示されています。副資材だから何でもよいという材料ではありません。
出典:一般社団法人日本鉄鋼連盟『土木に用いられる標準的な鋼材』
出典:一般社団法人日本鉄鋼連盟『普通鋼鋼材受注寸法表 棒鋼 異形棒鋼』
同じ呼び名の鉄筋でも、受け取り方が二通りあります。決まった長さの棒のまま受けるか、加工図に沿って切って曲げたものを受けるかです。どちらにするかで、現場に必要な人と機械と置き場が変わります。
定尺は、あらかじめ決まった長さで在庫されている状態です。長さが決まっている分、在庫から引き当てやすく、届くまでが早くなります。切断と曲げは現場で行います。
現場で加工する前提であれば、バーカッターとバーベンダーの手配が同時に要ります。刃が減った機械で切ると寸法が乱れますので、着工前に状態を見ておいてください。機材の借り方は広島で電動工具をレンタルする選び方と手配のコツにまとめています。
加工品は、切断と曲げを済ませた状態で現場に入ります。現場での加工の手間が減り、切れ端も出ません。その代わり、加工図が固まってからでないと手配に入れません。
加工品は形が決まっていますので、図面が変われば作り直しになります。設計変更が見込まれる部位を先に加工へ回すと、材料がそのまま残ります。変更の可能性がある部位は定尺で受けて現場で加工する、という組み合わせも判断のうちです。
加工品を頼むときにいちばん止まりやすいのが、加工図と配筋図の食い違いです。呼び名、本数、長さ、曲げの形、そして継手の位置の5点を突き合わせてから発注へ回してください。
突き合わせは、材料の到着を待ってから行っても間に合いません。曲げた鉄筋は真っ直ぐには戻せないためです。図面の版数が上がっていないかを含めて、発注の直前にもう一度確かめます。
型枠の側の段取りは広島のコンパネ卸で即納対応できる業者の選び方、打設に使う材料は広島の生コン手配で現場を止めない方法と業者の選び方に別々に整理しています。配筋が済んでも型枠と生コンが揃わなければ打設日は動きません。
図面の記号と呼び名、本数、定尺か加工品かをお知らせいただければ、在庫と手配の可否をお答えします。
当社は本社と5つの営業所から、建築・土木資材と電動工具をお届けしています。
ご不明な点がございましたら、お電話でもお受けしております。082-232-1141(当社 本社)
鉄筋は一本では足りませんので、どこかで継ぐことになります。継ぎ方と、端部の納め方には、建築基準法施行令が下限を定めています。現場で数字を作らないための足場になる条文ですので、拾い出しの前に読み合わせておいてください。
施行令は、鉄筋の末端はかぎ状に折り曲げてコンクリートから抜け出ないように定着しなければならないと定めています。ただし、柱およびはりの出すみ部分と煙突を除く部分に使う異形鉄筋については、末端を折り曲げないことができるとされています。基礎ばりは、ここでいうはりから除かれています。
つまり、異形鉄筋なら常に真っ直ぐでよいわけではありません。出すみ部分と煙突は別扱いです。加工図に折り曲げの指示が入っている理由を、条文の側から確かめておくと拾い出しの精度が上がります。
施行令は、主筋または耐力壁の鉄筋の継手の重ね長さについて、継手を構造部材における引張力の最も小さい部分に設ける場合は径の25倍以上、引張力の最も小さい部分以外に設ける場合は径の40倍以上としなければならないと定めています。径の異なる鉄筋をつなぐ場合は、細いほうの径が基準です。国土交通大臣が定めた構造方法を用いる継手については、この限りではないとされています。
継手をどこに置くかで、要る長さが1.6倍変わります。継手の位置を先に決めずに本数だけ拾うと、材料が足りなくなるのはこのためです。拾い出しは継手の位置を落とし込んでから始めてください。
施行令は、柱に取り付けるはりの引張鉄筋について、柱の主筋に溶接する場合を除き、柱に定着される部分の長さを径の40倍以上としなければならないと定めています。国土交通大臣が定める基準に従った構造計算で構造耐力上安全であることが確かめられた場合は、この限りではないとされています。
定着の長さは、柱の断面の中に収まる寸法です。柱が細い部位では、定着の長さが取れるかどうかが加工の形に跳ね返ります。加工図の折り曲げは、この収まりから決まっている場合があります。
施行令は、軽量骨材を使用する鉄筋コンクリート造について前記の規定を適用する場合、25倍とあるのは30倍と、40倍とあるのは50倍と読み替えると定めています。同じ配筋図でも、使うコンクリートが変われば要る長さが変わります。
骨材の指定は生コンの発注書に出てきます。配筋の拾い出しと生コンの手配を別々の担当が進めていると、ここが抜けます。読み替えの有無は、発注前に両方の書類を並べて確かめてください。
配筋が図面どおりに組めていても、コンクリートの表面から鉄筋までの厚みが足りなければ検査は通りません。かぶり厚さは施行令に部位ごとの下限が書かれています。
施行令は、鉄筋に対するコンクリートのかぶり厚さについて、耐力壁以外の壁または床は2センチメートル以上、耐力壁と柱とはりは3センチメートル以上、直接土に接する壁、柱、床、はりまたは布基礎の立上り部分は4センチメートル以上、布基礎の立上り部分を除く基礎は捨コンクリートの部分を除いて6センチメートル以上としなければならないと定めています。
直接土に接するかどうかで下限が変わる点は、現場で見落としやすい分かれ目です。同じ壁でも、土に接している面と接していない面では要るかぶりが違います。
施行令は、かぶり厚さの規定について、水、空気、酸または塩による鉄筋の腐食を防止し、かつ鉄筋とコンクリートとを有効に付着させることにより同等以上の耐久性および強度を持つものとして国土交通大臣が定めた構造方法を用いる部材などには適用しないとしています。裏を返せば、かぶり厚さが担っている役割は腐食の防止と付着の確保の二つです。
この二つは、後で述べる保管の話とそのままつながります。現場に置いている段階で鉄筋の表面をどう扱うかは、打ち込んだ後の性能に関わる話です。
施行令は、鉄筋コンクリート造に使うコンクリートの骨材について、鉄筋相互間および鉄筋とせき板との間を容易に通る大きさであることを定めています。あわせて、骨材、水および混和材料は、鉄筋をさびさせたりコンクリートの凝結および硬化を妨げたりするような酸、塩、有機物、泥土を含まないこととされています。
配筋が密になる部位では、骨材の大きさが通り抜けられるかどうかが問題になります。配筋の間隔を決めるとき、生コンの側の指定と合わせて見ておいてください。セメントの区分の決め方は広島のセメント卸で現場を止めない業者の選び方にまとめています。
鉄筋の拾い出しが済んでも、副資材を落とすと現場は動きません。結束線が切れれば組めませんし、スペーサーがなければかぶりが取れません。主材と一緒に拾ってください。
結束線は、組んだ鉄筋の交差部を留めて、打設の間に位置がずれないようにする細い鉄線です。ハッカーで巻いて締めるほか、結束の機械を使う現場もあります。
要る量は交差部の数から決まります。配筋が密な部位ほど交差部が増えますので、鉄筋の重量に比例させて拾うと足りません。組み方と結束の間隔を決めてから数量を出してください。
スペーサーは、鉄筋を型枠や地面から浮かせて、かぶり厚さを保つための部材です。施行令が部位ごとに定めた下限を現場で成立させる道具ですので、部位ごとに必要な厚みのものを用意します。
壁と床と基礎では要るかぶりが違いますので、同じ厚みのスペーサーで通せません。拾い出しのときに、部位ごとの厚みと個数を分けて書き出しておいてください。
結束線、スペーサー、ハッカー、差し筋、番線、シートの押さえと、副資材は数が多いわりに単価が小さく、拾い出しから漏れやすい部類です。漏れたときに現場が止まる度合いは、主材と変わりません。
当社では鉄筋の手配と同じ窓口で副資材までお受けしています。金物まわりは広島の建築金物卸で即納対応する資材調達の考え方、鉄鋼二次製品は広島で鉄鋼二次製品の卸業者を選ぶ基準にまとめています。
鉄筋は屋外に置かれる時間が長い材料です。届いてから組むまでの間に、置き方で状態が変わります。置き場は届く前に決めておいてください。
地面に直接置くと、下側が土と泥に触れ続けます。施行令は、骨材、水および混和材料が鉄筋をさびさせるような泥土を含まないことを定めていますが、鉄筋そのものに泥が付いていれば、付着の面でも同じ話です。
枕木や桟木を渡して地面から離し、水がたまらない向きに置きます。長い定尺材は支える間隔が広すぎると自重でたわみますので、支点を増やしてください。
屋外に置いた鉄筋には、日が経つと表面に錆が出ます。どこまでの錆なら使えるのかは、工事ごとの仕様書と監理者の判断で決まる事項です。現場の目分量で判断しないでください。
判断の軸は、施行令が示している腐食の防止と付着の確保の二つに戻ります。断面が痩せるほどの腐食なのか、付着を妨げる浮きなのかを見ます。写真を添えて監理者へ確かめれば、後戻りの手間はかかりません。組み終わった後に指摘を受けるより、置き場の段階でシートを掛けておくほうが早く済みます。養生用のシートは広島の養生資材卸で選ぶプロ品質の資材と調達方法をご覧ください。
労働安全衛生規則は、倉庫や上屋、土場に積み重ねられた荷の集団を「はい」と呼び、崩壊や荷の落下により危険を及ぼすおそれのあるときは、ロープで縛る、網を張る、くい止めを施す、はい替えを行うといった措置を講じなければならないと定めています。鉄筋の束を土場に積んだ状態も、この扱いにあたります。
はいの上で作業する場合、作業箇所の高さが床面から1.5メートルを超えるときは安全に昇降するための設備が要ります。作業箇所の高さが床面から2メートル以上になる場合は保護帽の着用が定められています。積み上げ作業や取り崩し作業が行われている箇所で、崩壊や落下により危険を及ぼすおそれのあるところは、関係者以外の立入りを禁止する旨を見やすい箇所に表示する方法などで禁止しなければならないとされています。
鉄筋は転がる材料です。積む高さと、束の向きと、人の通り道を、置き場を決める段階で一緒に決めてください。仮設のまわりは広島の仮設資材販売と即日納品の調達ガイドにまとめています。
出典:e-Gov法令検索『労働安全衛生規則』
出典:e-Gov法令検索『建築基準法施行令』
当社は明治28年に広島市で創業し、本年で130年を数えます。建築資材と土木資材の卸を軸に、電動工具の販売とレンタルを扱っており、当社が納めた製品については修理もお受けしています。
広島市の本社に加えて福山、三次、呉、岡山、周南に営業所を置き、呉営業所には江田島分室を設けています。現場に近い拠点から動かせる形で在庫を持っています。
呼び名や記号が特殊なものは、メーカー側の受注範囲から確かめてお答えします。図面の該当箇所をお手元に置いてお電話いただければ、読み合わせながら在庫の可否を判断できます。
在庫や距離、現場の状況によりますが、午前中のご連絡で近隣エリアへは午後のお届けを目指します。なお、当日の手配は口座をお持ちのお取引先様を対象としています。
当日の手順の詳細は広島の資材当日配達で現場を止めない即納対応、少ない数量での配送は広島で建築・土木資材の小ロット配送を即納で依頼する方法にまとめています。業者の見極め方そのものは広島の建材卸はどう選ぶか、業者の見極め方と活用法をご覧ください。
鉄筋の納品と同じ便で、バーカッターやバーベンダーのレンタル機をお持ちすることもできます。使い終わった機材は次の納品の便で引き取ります。窓口が分かれないぶん、現場監督の手間は減ります。

現場で工具が止まったときは、修理のお預かりと代替機の手配を同じ日に進めます。当社が納めた製品の修理をお受けしています。機種と状態をお知らせください。修理の進め方は広島の電動工具修理業者の選び方と現場向けの対策にまとめています。
鉄筋の呼び名と記号、定尺か加工品か、副資材の要否を、図面を見ながら一度に決めていただけるよう、電話口でお付き合いします。結束の手間を機械で減らす選択肢は、鉄筋結束機を結束速度と対応径で比べた記事で扱っています。
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