広島県広島市の秋本産業株式会社では、建築資材・工具の卸販売、各メーカーの最新電動工具のレンタルをおこなっています

同じ樹種の板を頼んでも、前に届いた材と反り方が違うことがあります。木材の手配では、樹種名と寸法だけを伝えても、現場が思い描いた材が届くとは限りません。等級と含水率、そして表面を仕上げてあるかどうかで、加工の手間も納まりも変わってきます。
広島で木材卸売りの相手を選ぶ場面では、届く速さの前に、規格の呼び方で話が通じるかどうかを見ておきたいところです。呼称が噛み合えば、電話一本で材が特定でき、届いた後の差し戻しも起きません。
この記事では、樹種と使う向きの対応、等級の読み方、含水率の表示、寸法の呼び分け、反りや狂いを抑える置き方を、日本農林規格と法令に沿って整理します。単価の水準や相場の動きについては広島の木材単価の最新相場と適正価格で安定調達するポイントで扱っています。
※本記事は日本農林規格および法令の公開情報をもとに執筆しています。規格や法令は改正されることがありますので、発注前に最新の規格と仕様書をご確認ください。
当社は広島の本社と5つの営業所から、建築・土木資材と電動工具をお届けしています。
お探しの品目やお困りごとがはっきりしている場合は、この先を読み進める前にご相談いただいて構いません。ご相談は法人・個人事業主のお客様を対象としております。082-232-1141(当社 本社)/お問い合わせフォーム

木材の注文で最初に決まるのは、樹種ではなく使う向きです。横に架けて曲げを受ける材と、縦に立てて圧縮を受ける材では、規格の等級区分そのものが分かれています。ここを押さえておくと、図面の部材名から必要な材まで一本道でたどれます。
針葉樹の構造用製材の日本農林規格は、目視で等級を分ける製材について、主に曲げ性能を見る甲種構造材と、主に圧縮性能を見る乙種構造材に区分しています。土台、大引き、根太、梁、桁、母屋、たる木のように横に使う材が甲種、柱や束のように縦に使う材が乙種です。
甲種構造材はさらに断面の大きさで分かれます。木口の短辺が36ミリメートル未満の材、および短辺が36ミリメートル以上で長辺が90ミリメートル未満の材を構造用I、その寸法を超える材を構造用IIとしています。同じ甲種でも、たる木のような小断面の材と梁のような大断面の材では、見る基準が別だという意味です。
図面に部材名だけが書かれている場合でも、横使いか縦使いかを伝えれば、卸の側で甲種と乙種の当たりが付きます。仮設で使う材の手配は広島の仮設資材販売!即日納品で現場を止めない購入・調達ガイドも併せてご覧ください。
樹種ごとの強さの序列は、労働安全衛生規則の中にも表れています。足場の作業床に木材を使うときの許容曲げ応力が、樹種の区分ごとに定められているためです。
足場の作業床という限られた場面の基準ですが、樹種ごとの硬さと強さの傾向を読む手掛かりになります。すぎやもみの区分より、まつやひのきの区分が一段高く、かしのような広葉樹はさらに上に置かれています。
同じ規則は、足場に使う木材について、強度上の著しい欠点となる割れ、虫食い、節、繊維の傾斜がなく、木皮を取り除いたものでなければ使ってはならないとも定めています。足場板を注文するときは、樹種と寸法に加えて、この状態の材が入るかどうかを確かめておきます。型枠用の合板については広島のコンパネ卸は即納対応!現場を止めない資材調達と業者の選び方で詳しく扱っています。
現場では規格の名前より、仕事のうえでの呼び名が先に出ます。たる木、ぬき、野地板、壁下地板といった小断面の製材をまとめて羽柄材と呼び、足場板に相当する厚板を板割と呼びます。廻り縁や竿縁のような細い材は小割材、丸太の二面を平行に挽いた材は太鼓材です。
呼び名は通じますが、地域や年代で指す範囲がずれます。半割、二つ割、三割のように挽き分けを表す言い方も、元の材が何かで仕上がり寸法が変わります。電話で呼び名を伝えたあと、厚さと幅と長さをミリメートルで復唱してもらうと、行き違いが起きません。
出典:一般財団法人日本木材総合情報センター『木質建材の種類と特徴 製材』
出典:e-Gov法令検索『労働安全衛生規則』
等級は値段の順位ではなく、材のばらつきの幅を示す取り決めです。どこまでの節や割れを許すかが決まっているため、等級を指定して買えば、加工の段取りが先に読めます。
針葉樹の構造用製材の等級区分には、目視による方法と機械による方法があります。目視では、甲種構造材も乙種構造材も1級から3級までに分かれます。判定に使うのは節、丸身、年輪幅、割れなど、材の面に出る欠点です。
機械による区分は、曲げヤング係数を測って1級から6級までに分けます。数値で押さえられる代わりに、丸身や割れ、曲がり、狂いといった目で見る欠点は別に判定します。機械等級の材でも、目視の3級に相当する基準は備えている必要があります。
構造計算を伴う現場では機械等級の材が扱いやすく、見え方まで含めて選ぶ造作では目視等級が向きます。どちらで指定するかを発注書に書いておくと、卸の側で在庫の当たりが早く付きます。
造作用製材は、外から見える部分に使うため、節の出方で等級が分かれます。日本農林規格では、造作類と壁板類のどちらも、目視により無節、上小節、小節の3等級に区分しています。
判定は角類なら1材面ごと、板類なら欠点の少ない良面で行います。板は片面だけが等級どおりという場合があるため、両面が見える納まりでは、その旨を先に伝えておきます。節の大きさだけでなく、丸身、腐れ、割れ、曲がり、欠け、変色も合わせて評価されます。
受け入れの検査は、外側から内側へ順に見ると短い時間で済みます。
1.荷姿と表示 結束が緩んでいないか、規格の表示や等級の記載が荷札に残っているかを見ます。
2.木口 割れの入り方と年輪の出方を見ます。木口の割れは長さ方向へ進むため、切り詰めの余裕を先に決めます。
3.材面 節の位置と大きさ、丸身、変色を見ます。見え掛かりへ回す面を決めるのはこの段階です。
4.通り 数本を重ねて反りと捩れを見ます。この段階で分けておけば、下地へ回す材と見え掛かりへ回す材の振り分けが後で楽になります。
検収の場で振り分けた結果は、次の発注のときに卸へ伝えます。どの等級でどこまでの歩留まりだったかが分かれば、次からは等級の指定を一段動かすだけで済みます。
出典:一般財団法人日本木材総合情報センター『木質建材の種類と特徴 製材』

反り、捩れ、割れは、材が乾く途中で起きます。含水率の表示を読めるかどうかが、そのまま後の手直しの量を決めます。
構造用製材の乾燥材は、含水率の上限を数字で示します。表面を仕上げた材はSD、仕上げていない材はDを頭に付け、続く数字が含水率の上限を表します。
造作用製材では基準が別で、造作類は含水率18パーセント以下、壁板類は20パーセント以下のものを乾燥材と呼びます。表示は仕上げ材のSD15、SD18、SD20と、未仕上げ材のD15、D18、D20です。枠組壁工法構造用製材はさらに別で、19パーセント以下を乾燥材としてD、19パーセントを超えるものを未乾燥材としてGと表示します。
数字が並びますが、現場で押さえるのは一点です。屋内の造作や仕上げに近い部位には低い含水率の材を回し、屋外の下地や仮設に使う材は高めの区分でも通る場面がある、という切り分けです。
未乾燥の製材はグリーン材と呼ばれます。仕入れは抑えられますが、現場に入ってから乾くため、寸法が動きます。人工乾燥材はKD材と呼ばれ、そのうち表面を仕上げた材にはS1SからS4Sまでの表示が付きます。数字は仕上げた材面の数です。
仕上げ面の数を指定しないまま乾燥材だけを頼むと、届いた材にかんな掛けが要る場合があります。見え掛かりに使う材は、仕上げ面の数まで伝えておきます。
置き方が悪いと、乾燥材でも狂います。木材は自重と湿気で形が変わるため、下からの湿気を切り、荷重を等間隔で受ける置き方が基本です。
1.地面から離します 敷き台を並べ、直置きを避けます。土間や地面からの湿気は、下端の材から吸い上がります。
2.桟を等間隔に入れます 段ごとに同じ位置へ桟を通し、桟の真上に桟が来るように積みます。桟の位置がずれると、その段だけ曲がります。
3.上から押さえます 最上段は動きやすいため、捨て材や重しを載せて押さえます。
4.雨と直射を切ります シートは上から掛け、側面は風が抜けるようにします。全体を包んでしまうと内側に湿気がこもります。
敷地に置き場が取れない現場では、要る分だけを段階的に入れる手もあります。小分けの納品については広島で建築・土木資材の小ロット配送を即納で依頼し現場を止めない方法をご覧ください。
梅雨から夏は湿気で膨れ、冬は乾いて縮みます。同じ材でも入荷した季節で動く向きが変わるため、搬入から施工まで日数が空くときは、置き場の作り方を先に決めておきます。
冬場に暖房の入った屋内へ材をそのまま持ち込むと、急に乾いて割れが出ます。数日は施工する部屋に置いて馴染ませてから加工に入ると、割れが減ります。
長期に置く材は、月に一度は積み替えて上下を入れ替えます。下段の材だけが荷重を受け続けると、形がそのまま残ります。桟の位置を変えずに積み替えるのが要点です。
出典:一般財団法人日本木材総合情報センター『木質建材の種類と特徴 製材』
樹種と等級、含水率の指定でお迷いのときは、部材名と使う向きをお知らせください
当社は本社と5つの営業所から、建築・土木資材と電動工具をお届けしています。
ご不明な点がございましたら、お電話でもお受けしております。082-232-1141(当社 本社)

木材の寸法は、呼び名と数字の二層で動いています。呼び名で当たりを付け、数字で確定させる順番を守れば、届いた材の食い違いは起きません。
製材の形は、厚さと幅の関係で呼び分けます。厚さが7.5センチメートル未満で幅が厚さの4倍以上のものを板類、厚さが7.5センチメートル未満で幅が厚さの4倍未満のものをひき割類、厚さと幅がともに7.5センチメートル以上のものをひき角類と呼びます。ひき角類には正角と平角があります。
この材種区分は現行の日本農林規格の区分ではありませんが、現場と流通では今も通っています。呼び名で当たりを付けたうえで、仕上がり寸法を数字で押さえる進め方が無理のない手順です。
木材の現場には尺と寸の通称が残っています。口に出しやすく、割り付けも頭の中で立てやすいため、当面なくなる気配はありません。
一方で計量法は、法定計量単位以外の単位を取引または証明に用いてはならないと定めています。見積書、発注書、納品書、検収の記録は、ミリメートルで残すのが筋です。
現場での言い方は通称のままにして、書面はミリメートルで統一します。この二本立てにしておけば、伝わりやすさと記録の正しさが両方とも成り立ちます。
プレカットは、住宅の部材を工場の機械で加工する方法です。加工の精度が上がり、品質が安定し、現場での加工作業が減るため、工期の短縮につながります。継手、仕口、ほぞ穴、欠き取りといった手間のかかる加工が済んだ状態で現場へ入ります。
一方で、寸法の変更が入ると工場の段取りへ戻ります。取り合いが読み切れない改修や、現場合わせを前提にした造作は、材を持ち込んで加工したほうが早く収まります。
分け方の目安は、同じ加工を何回繰り返すかと、変更の見込みです。同じ加工を数十本繰り返すならプレカットが向き、一本ごとに現場を見て決めるなら材を持ち込んで加工します。加工機の不調や刃の手配は広島の丸ノコ修理を現場で進める手順と代替機レンタル・業者の選び方で扱っています。
出典:e-Gov法令検索『計量法』
出典:一般財団法人日本木材総合情報センター『木質建材の種類と特徴 製材』
当社は広島市の本社に加えて福山、三次、呉、岡山、周南に営業所を置き、呉営業所には江田島分室を設けています。明治28年に広島市で創業し、本年で130年です。木材だけでなく、建築金物や仮設資材、電動工具まで同じ窓口で扱っています。
常に置いている材と、注文を受けてから取り寄せる材を、卸がどう分けているのかを聞いておきます。定番の寸法と等級が手元にあるかどうかで、急な追加への返答の速さが変わります。
規格の寸法から外れる材は、製材所の挽き待ちになります。着工前に材の一覧を渡しておけば、日数のかかる材だけ先に手配を回せます。業者の見極め方は広島の建材卸はどう選ぶ?現場を止めない業者の見極め方と活用法にまとめています。
在庫や距離、現場の状況によりますが、午前中のご連絡で近隣エリアへは午後のお届けを目指します。なお、当日の手配は口座をお持ちのお取引先様を対象としています。新規のお取引をお考えの場合も、口座開設からご相談を承ります。長尺の材は荷下ろしの場所と向きで手間が変わりますので、置き場と搬入経路を先にお知らせください。
配送の段取りと対応できる範囲は広島で建材を即日配送!現場を止めない秋本産業の機動力と対応エリアと広島の資材当日配達は秋本産業へ!現場を止めない即納対応で詳しく扱っています。
木材の荷に、釘やビス、防腐の薬剤、養生材を載せて一度で届けると、荷受けの回数が減ります。加工機の手配も同じ便に組めます。工具を借りて済ませる方法は広島で電動工具をレンタルするには?選び方と現場を止めない手配のコツをご覧ください。
当社が納めた製品の修理をお受けしています。機種と状態をお知らせください。
Q. 樹種の指定がない図面でも材を選んでもらえますか。
使う部位と使う向き、見え掛かりかどうかをお知らせいただければ、等級と含水率の区分まで含めて候補をお出しします。仕様書に等級の記載がある場合は、その表記をそのままお伝えください。
Q. 反りが出た材の扱いはどうなりますか。
含水率の表示と保管の状態を照らして判断します。到着した時点の状態を写真で残していただくと、切り分けが早く進みます。
Q. 長さを揃えて届けてもらえますか。
定尺のまま届けるか、指定の長さに切り揃えて届けるかは、材の種類と本数によって変わります。切り口の処理まで含めてご相談ください。
木材は、届いた後も動き続ける材料です。樹種と等級、含水率の表示を押さえ、置き方を決めておけば、手直しの量は目に見えて減ります。急ぎの一本から着工前の一覧まで、状況に合わせてお手伝いします。
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